久しぶりの焚火は、まだ少し暑かった。

 夏は暑いとしばらくしてなかったが、最近夜は涼しくなったので、久しぶりに虫の音でも聞きながらと焚火をした。

 しかし、期待に反し暑くて少し汗をかいた。
 焼酎をお湯割りでと思っていたが、とんでもない。急遽冷たいウーロン茶で割って飲んだ。

 以前、アメリカ先住民のことを書いた本を読んだことがあるが、その中に「白人の焚火」といってアメリカ先住民が笑うという文章があった。
 
 たぶん白人は焚火が下手で、大きな火を燃やすのだろうと思うが、アメリカ先住民の方は、地面に穴を掘ってその中で小さな焚火をするという。

 少ない薪を上手に長い時間絶やさないというのは