NUMO

 原発の使用済み燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の候補地選定をめぐり、資源エネルギー庁や原子力発電環境整備機構(NUMO)が開いている全国説明会で、広報業務を委託していた業者が謝礼を約束して大学生を動員していたことが14日、わかった。
 NUMOによると、動員で集まった学生は東京や愛知、大阪、兵庫、埼玉の5会場の計39人。業者は12人が集まった埼玉会場では1万円の謝礼、他会場では学生が所属するサークルへの物品などの提供を約束していた。埼玉会場で問題が発覚したため現金の支払いはなかったという。
 核のごみの最終処分地選びでは、処分に