本日2本鑑賞してきました。私と同じように2本続けてご覧になるお客さんが多かったです。
1本目の『浮き雲』はこの監督のスタイルに則った、絵本とか紙芝居を観ているような作品で、場面と場面の間の空白は鑑賞者の想像に委ねられます。美男美女は一切登場せず、登場人物それぞれが多少不幸な人生を歩みつつも落ち込む姿は一切見せず、最後はささやかなハッピーエンドに至るという展開。
2本目の『コントラクト・キラー』はおよそ30年ぶりぐらいの鑑賞になりますが、本当におもしろくて、今回一度しか上映されないのが残念でなりません。明日鑑賞する2本も楽しみです。
それとこの映画館がユニークなのは、ロビーで映画談義をしているお客さんたちの会話を盗み聞きできるところ。今日の場合だと、朝一から上映している『戦雲ーいくさふむ』について「私たちが絶対観ておくべき映画」という声が聞こえてきてソワソワ。プログラム的にも上映期間が予定よりも延長されていて、ノイさんとしてもプッシュしている作品と想像できます。上映期間は残り3日なので、いつ行こうかスケジュールを調整しているところです。