三人寄れば山岳会、三と山を、掛け合わせ、
聞き飽きた言葉がある。
独りではどうしても、取っ付く術がないから、
会に入る。
ところが、会の物差しでは指せない自分の
成長が議論の元となり、やがては、
呼吸の合う同士を引き連れて、去ってゆく。
少数精鋭、言葉は良いが、
この指、集(たか)れの、お山の大将が、
草臥れ、くたばり、
グループは、意外にも早く消滅する。
山が登れる事と、
会運用の組織造りとは、別なのである。
会員を目指す者には、三通りが起きる。
1、上記の指導者。その指導者の元、謳歌する者。
2、元の会の中で、初心者を育成