紀行文・例会報告を書くポイント:第3回               【私の失敗 流用文の扱い】

◆・起
【とある山】難易度の高い例会報告を頼まれた。
『何でも良いから』、感想を書いてと頼まれた。
『何でも良い』とは編集子、課題を与えないで、いい加減。
心意気が進まないままに筆を立てた。

◆・承
 文字数が不足なので、増やせと、再度のご依頼。
問いただすと、原稿が集まってこない、
ツナギ役を仰せつかった。
完結させた文脈を、膨らませるのは、
往々にして、いびつになる。

◆・転
 そこで、言葉足らずを注釈で補った。
例会報告だから、そのコースをより詳しくし肉付けしようと、
月違いで既に報告の他の会が動いた様子を加えた。

 出典謝辞を加えて、礼儀を