スイカとモモのこころ

日本人のこころはスイカ。
欧米人のはモモ。

スイカは皮が硬い。
つまりなかなか仲良くならない。
人をみたら泥棒と思え。

しかしいったんうちとけると、スイカの肉のように柔らかい。
くずゅくずゅに仲よくなる。
家族のようになる。
「お邪魔します、お醤油かしてね」と、いつでも行ける雰囲気。

人情という美徳ができあがる。
反面、「いや」と言えなくて大きな損もする。


欧米人のこころのモモは皮が軟らかい。
すぐうちとける。
人をみたら友達と思え。

しかしうちとけても、モモのなかの種は堅い。
プライベイトなことを簡単には明かさない。
日本の家族のようにはな