砂漠での１０日間の野宿の旅は、かなり過酷なものに違いないと予測はしていたが「行ってみなけりゃ分からない！人間が行ける所ならどこであれ、とことん行ってみたい！」身の程知らずの物好きな性格は自他共に認める所であり、困った物だとも思う。

前回の日記「サハラ縦断に挑戦」に既に記したが、関空からカタールのドーハを経由しリビアの首都トリポリを経て、南部砂漠の拠点セブハまで行き、そこからクルマで砂漠に入るという行程である。

リビアの国土は日本の約４，５倍で、その９０パーセントが砂漠である。その広大なサハラを縦断し、チャドの国境まで到達する旅は（当然ながら帰路も含む