人類の旅(石器時代)その2

(つづき)

エチオピアで1992年に発見された、450万年前に誕生したとみられるラミダス猿人は20万年ほど続いたとされている。

このラミダス猿人は、今のところ比較的詳細が判明している最古の人骨である。

ヒトとチンパンジーの中間種で、腕が長く、足の第1関節が横に突き出していて、土踏まずの形跡は見られず、

樹上生活に適した骨格であり、地上生活と半々の生活だったと想像されている。

700万年前のトゥーマイ猿人は、アフリカ中央部で2001年に発見されたが、さらに古い猿人が発見される可能性はある。

ラミダス猿人から30万年後に、アウストラロピクテクス(