地震国の超高速新幹線

 3月16日夜11時36分頃、福島県宮城県沖を震源地とする最大震度6強の強い地震があり、多くの被害が出た。
 津波も起きたが、その被害は大事にはいたらなかった。        
 しかし、新幹線が脱線したり、高速道に亀裂が生じたり、伊達正宗の騎馬像が倒れそうになったりと、テレビを通じて、被害の印象が強く感じられた。
 その中で、脱線した新幹線による人身被害がほとんどなかったのは幸いであった。
 そのような地震の多発するわが国において、リニア新幹線の建設が進んでいることに不安を感じる。狭いわが国において、通常の新幹線がほぼ順調に定着し運用されているときに、