第2243話 火の番

今日は雨だったこともあり、一日火の番をしていた。

 薪ストーブで燃やすものは殆どが薪状のものだが、中には小枝も沢山ある。普通は大きな薪を下に置いて、その上に小枝を置き着火し、熾火が出来れば薪を追加する。しかし、今年は小枝が集まり過ぎて収納場所に困るような状態なので、今日は思い切って小枝だけを燃やした。

 ところが、小枝だけだと火持ちが悪いので、直ぐ次の小枝をストーブに投入しなければならない。だから、ストーブから離れられなかったのだ。後でよく考えて見れば、何故その時に焼き芋を焼かなかったのだろうと。後でよく考えて見ても仕方のないことであるのだが