瓜売りが 瓜売りに来て・・・・
「われわれ」「木木」「泣く泣く」などのように、
同じ単語を繰り返して一語としたものを
「畳語」といいます。
この畳語を使って作った歌は畳語歌と呼ばれ、
昔から言葉遊びとして親しまれてきました。
「瓜売りが 瓜売りに来て売り残り
売り売り帰る瓜売りの声」
また
「為せば成る 為さねばならぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり」
のように、教訓を込めた畳語歌もあります。
正面切って「性格は円満に」と説教するより、
「まん丸と 丸め丸めよ我が心
まん丸丸く 丸くまん丸」。