来週は中秋の名月9-29・・・、20余年間の積重ね:松島の月見船事業に終止符。

2000年のミレニアムから、世界遺産松島を目指した月松嶋の船上観月も来週を最後に閉じたいと決意した。
80名定員が28名の参加者では、申し訳ないのである。
史書によれば、浄土真宗3世・覚如上人は2度も松島訪ね、朝まで月見をたのしんだ遊覧の絵巻『慕帰絵詞」が遺る。
鎌倉時代の京都公家衆に届けている有名な絵巻である。
そして伊達政宗が仙台城を開くと、瑞巌寺はじめ数々の桃山建築を施し扶桑第一の松島を作り上げ、彼自身朝まで月見を楽しんだ漢詩文が残る。
勿論、以後有名歌人の芭蕉も『おくの細道』に古人の追体験を記した。
しかし、夜間照明と暦に変化した明治