私の幼い頃を思い出させてくれて有難う御座います。
私はこの歌の主人公と同じ経験をしました。
私が小学校の3年生だと記憶して居ります。
友達と下校時に帰宅途中で、他愛の無いおしゃべりをしながら、村の橋を通りかかった時、下の川原で河川工事をしてる人達を発見しました。
友達が「土方が川を掘ってるぞ」との声に、下を覗きました。
一番近くで(つるはし、スコップで)作業をしてる叔母さんを見たとき・・・・・(母親で有る事を確信しました)私は無言のまま、友達を振り払うように、走って家に戻り、押入れに入って泣きました。
(友達に知られたら、きっと馬鹿にされる・・・・そんな思いでした)
普段は小遣いが欲しいだの、あれを買ってだの、これが食べたいだの、母親には口答えばっかりの私でした。
また、殆ど学校の参観日には来ない母が、一度だけ来た事が有りました。
・・・・が、土方の仕事を抜け出して来た母だったので、普段着と言うよりは作業着だったのです。
その夜には、来てくれた事を、迷惑だ・・・と、母を罵倒していました。
(当時は出稼ぎの父が、遠隔地で仕事の事故で亡く成ったばかりでした)
母は歯を食いしばって、男衆と同じに力仕事をして、家計を支えて居た事を、目の当たりに見てしまったのです。
その晩は、何時もと変わらず、庭は掃除したか? 豚(家畜)に餌はやったか? の母の声に・・・一言も反論出来ませんでした。
ヨイトマケの歌がラジオから聞こえて居た時代です。
母は10年程前に他界しましたが、あの時の、母に対しての申し訳ない気持ちを居えないまま・・・・見送ってしまいました。
歌詞の内容を差別用語とは思いませんが、当時の母を思い出すと・・・やり切れない気持ちに成ります。
貴方様の質問に対する回答には成りませんが、昔を思い出させてくれた事に一言お礼が言いたくて返信させて頂きました。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
コメント、又お母様のお話を・・・ありがとうございました。