シロアリの言いなりの野田総理について
消費税増税路線への180度転換の理由は、野田総理は官僚の天下り増大を形を変えて認める以外、自分自身の政治生命が危ういからにほかならない。
「マニフェストにないことはやってはいけない」
<だから、この男は信用できない>
野田佳彦首相が週末の民放テレビ番組に出演し、消費税増税を含む社会保障と税の一体改革に向けて「この国を守るため、私の政治生命をかけて一体改革をやり抜く」と息巻いていた。この男の言葉の軽さにはウンザリだが、実はそれを裏付けるエピソードがある。
09年の衆院選での応援演説だ。当時の野田は幹事長代理。大阪16区の森山浩行衆院議員の応援に駆けつけた野田はまず、〈政権公約(マニフェスト)は、ルールがある。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです〉と絶叫したのだ。野田は、後期高齢者医療制度を導入した自公政権をヤリ玉に挙げて〈書いていないことを平気でやる。おかしいではないか。マニフェストを語る資格はない〉と切り捨てたのだが、この言葉をそっくり、野田に返したい。
マニフェストを「命懸けで実行」どころか、書いていない消費税引き上げに「命懸け」になっている野田は、こんなふうに口からデマカセ男なのである。
この演説で野田はさらに、天下り法人に12兆6000億円の税金が投入されていると指摘した上で、〈消費税5%分の税金に天下り法人がぶらさがっている。シロアリがたかっているのです。シロアリ退治しないで消費税引き上げなんですか?消費税の税収が20兆円を超えたら、またシロアリがたかるかもしれません。天下りをなくす、そこから始めなければ消費税を引き上げる話はおかしいのです〉と声を張り上げた。これにも目を白黒だ。
民主党政権は「独立行政法人などへの現役出向は天下りじゃない」「役所でなくてOBが斡旋するならば問題じゃない」などの抜け道をつくって事実上、国家公務員の天下りを黙認している。渡辺喜美行革担当相時代の自民党政権の方がまだマシで、民主党政権は誕生後、たった1年で4000人以上が独法などに天下っている。シロアリは退治されるどころか、やりたい放題。それでも消費税増税とは開いた口がふさがらない。
野田総理も悪魔に心を売ってしまっています、官僚、マスコミとタッグを組んで国民を欺いているのですが、日本人は活字に弱い、マスコミに弱い民族です・・・天下り撲滅は何処に行ったやら?消費税増税以前にやるべきことをまず・・・白蟻駆除の徹底が先決だと思いますが増税賛成の方は何故手放しに賛成出来るのか?野田政権はシロアリの温床に成り果てたと真実をわかってる人がどれくらいいるのか。大嘘つきを許せますか?