知的障害の息子の将来
今月で65歳になる男です。我が家の長男は不幸にも知的障害のハンディを背負ってこの世に生を受け40年になります。
家族構成は妻、長男、長女の4人暮らしです。我が家はこの長男中心の生活スタイルでここまでなんとか暮らしてきました。
息子は養護学校高等部を卒業してから、一般企業の温情で9年間勤めさせていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。その後景気悪化で退職を余儀なくされ通所施設にお世話になりましたが、何処も馴染めず通所拒否を起こし、それ以来ずっと自宅に居ます。妻にもこれまで随分負担を掛けてしまい、定年後はなるべく負担を軽くしやりたく自分なりには思いがあったのですが、長い間仕事に明け暮れ家庭を空ける日々が続いた為、息子が馴染んでくれないのが現実です。妻もある病気で手術を受ける予定になっている為、家の事は心配するなとは言ってるんですが、息子がどこまで父親に心を許してくれるか不安です。
もし同じようなもしくは同じ障害を抱えている家族の方が居れば、意見を聞かせて貰うと助かります。
ペンネーム:ユキズリさん
貴重なご意見、アドバイスありがとうございます。
障害者施設にお勤めと言うことで、日々多くの障害者と
向き合っておられると思います。
いつも思うことは施設勤務の皆さんや養護学校の教員みなさん
はたまた介護、ヘルパーに携わってる皆さんの仕事に対する
情熱には感心させられ、と・・・同時に感謝の念も絶えません。
現在でも通所施設には息子の籍は置いてあります。
時々、運動会とか食事会に誘ってくれるので可能な限り
出席をしています。
でも毎日の通所はわがままも手伝ってか行こうとしません。
家の中、とりわけ自分の部屋をテリトリーとしてその世界から
出ようとしません。
しかし家に居れば別な問題も浮上して(記述は避けます)
1人では置けないので家族の誰かが一緒に居なければなりません。
そんなこんなで家族の絆も息子中心で保たれています。
昔から「子はかすがい」と言われているけど、まさしく我が家は
息子が居たからなんとか核家族にならずに済んだと思っています。
我々夫婦ももう少し頑張って、いよいよ困った時には行政の
お世話になるかもしれません。
今は娘に伴侶となる人が見つかってほしい、それが願いです。
取り留めもないことばかり書いて申し訳ないです。
ネバネバさんにもこれからの人生に於いて実り多き事が
ありますように祈っています。