高倉　健さんが亡くなられたなんて、あまりにも悲しい〜

我々団塊の世代の銀幕のヒーローといえばこれはもう「高倉 健」でしょう。もちろん「石原 裕次郎」「加山 雄三」は欠かせませんが、しかしなんといっても「昭和残侠伝」「網走番外地」などなど深夜映画で観たあの勇姿は生涯忘れられるものではありません。

学生の頃、右寄りの「体育会系」、左の「全学連系」そして私が属していた主義主張も全くない、前ニ者に軽蔑（？）されていた「ノンポリ系」。
この相容れない三者が、唯一共闘できたのが･･･

京都は一乗寺に「京一会館」という場末の映画館があり、時には「昭和残侠伝シリーズ大会」と銘打って、オールナイト三本立で上映するのです。

「昭和残侠伝」ばっかり三本ですから、役者も一緒、ストーリーも殆ど一緒（途中寝ていても大丈夫）、我慢に我慢を重ねた「健さん」がついに堪忍袋の尾を切って、ドスを片手に着流しで、大音量で主題歌「唐獅子牡丹」が流れる中を･･･

「義理と人情を秤にかけりゃ　義理が重たい男の世界･･･♪」

今まで寝ていたであろう学生の誰かが、「健さん、待ってました！」と声がかかります。それを合図に場内は割れんばかりの拍手と歓声で覆われ、右も左もノンポリも関係なく一体化することができました。

映画館を出た後、夜は白み始めているのですが、学生たちは、健さん張りに一様に肩で風を切って、その寝静まった商店街をぞろぞろと歩いて帰っていきました。

同郷の銀幕最後のスターが天に召されました、全てと言えるほどの映画を見ました、美空ひばりの相手役、佐々木小次郎、大石内蔵助、やはり皆さんはやくざ者ですか、私はフリーになり年とともに渋さの出た健さんが大好きでした、最後の映画で見た笑顔が何時もと違うのを感じＤＶＤを揃えました虫の知らせでしようか、懐かしい健さんの映画を見ながら若き頃を思い出してる今日此の頃です、有り難う健さんお疲れ様、

本当に残念です。
私は「動乱」の頃からのファンです。
「あなたへ」の映画キャンペーンで大切な人にありがとうの手紙を出すのを募集していて私も投稿しました。投稿者全員の手紙がホームページに掲載され、高倉健さんから、ありがとうの葉書きを全員に出されたそうです。
私もいただき、大切にしています。

あの年代は多かれ少なかれ；黙して語らず、生きていくための辛苦；を経験しておりシャイなのです。
俳優としてのプロ意識も徹底していて此れからを考えた時に８３歳・・丁度良い時期の終焉だったと思います。
苦労があっての優しさだと思いますが？　合掌。

昭和残侠伝・網走番外地・飢餓海峡などなど。

やはり、ヤクザ物ですね。健さんの綺麗な肌に刺青・・・唐獅子牡丹・・・当時もそうですが、見直すと新たな発見もあり、・・・寡黙な男になりたいです。
もちろん、それだけじゃダメですが、義理人情に厚い酸いも辛いも飲み込める男。しかも、優しい。言う時には言う。立つときは立つ。例えが限無いね。

最近の映像を見て、喉が太いので気になっていましたが、残念ですね。
でも、映像が一杯残っているので、見返しましょう。・・・見ていない映画もあるので。

健さん、「ありがとう、ございました。」

高倉健さんは私も大好きな俳優の一人です。 今日のロスアンジェルス タイムスの死亡、追悼記事面に写真入りで半ページも大きく載りました。 記事のなかでクリント イ-ストウッドと比べられています。世界的に有名な俳優だったことを痛感しました。

自分で初めて見に行ったのは、八甲田山辺りからかな？
もちろん、南極物語や、野性の証明、そして幸せの黄色いハンカチ
この頃は健さんの主演作が多かった。

さいきんの作品も見てます。あなたへ
単騎…。ぽっぽや、駅。

ブラックレインでも輝いてましたね。


もっと見たかったなあ。

あの漂々とした姿が目に浮かびます。
彼が映画界に入った切っ掛けは俳優でなくスタッフとして応募したとか？
だから他の俳優さんみたいに演技の経験はなかったんでそうです。
だから役を貰うとそこへ見習いに入って半年身をもってその仕事を覚えたんだそうです。
彼の一言「私はどういう分けか前科者で刑務所から出てきた役ばっかりでね」と言ってました。
そう言えばそんな様な・・・・・

日本人は、映画のキャラと俳優個人のキャラを混同している方が多いですね。彼はファンが持つイメージを崩さないために徹底したプライベート秘匿と行動管理をしていたようでそのプロ意識はさすがです。
　そういうタイプの俳優は女優の原節子と彼位ですかね。

　食べるためですから軽々しく批判は出来ませんが、プライベートを切り売りする昨今の芸能人を見ていると悲しい思いを持ちます（もしかすると本人たちが一番切ない思いをしているかもしれませんが・・・）

　画面の高倉腱には男として憧れますが、それとは別にプライベートでの葛藤や苦悩を描いた彼の評伝が出たら読んでみたいですね。

　悪性リンパ腫との由、長い闘病があっつたのでしょう。　合掌。