民族って重要なものですか

テリトリーの話は勉強になります。
動物はテリトリーを保ちながら、外部環境さえ生存に適せば、生存のためのenergyを吸収して増殖して、再びテリトリーが分裂する。　したがって、昆虫などでは大きな集団には発展しない。　あるいは、単独生活だ。

哺乳類レベルのなると、取得するenergyも格段に大きくなって、テリトリーも昆虫と比較すれば、格段に広い。

　人間になると、世界各地に拡散した1万年以上前でも、遠い人々の生活を噂と言う形で得る事が出来るほどのenergyを持っていた。

したがって、人類は亜種化する事もなく今に至っている。

　そして民族だが、こんな書き込みを見つけた。

人類も熱力学の法則にしたがって、世界のあちらこちらに拡散する。拡散する理由は、仲間通しの食料の奪い合いに負けた者が、食料を求めて未開地を開拓するからだ。仲間同士の喧嘩による分裂だ。その繰り返しを続けながら遠く離れて、時間とともに地球全域に散らばった。
　
　勿論、遠くの部族同士が交流するほどのエネルギーはない。部族は、何時しか交流が途絶え、訛りのある言語が理解できなくなり、情報は遮断され孤立していく。

　その群れは、強い者やシャーマンが核となり、群れが纏まっていく。それぞれの地域で独自の文化が発達し、大人から子供へと、生活の中で無意識に宗教儀式や祭事などの文化を継承する。

　子供達も増えて群れが大きくなると、強い部族が食を求めて、周りの弱い部族を飲み込んで、さらに大きな部族となった。我々は、部族を感覚的に思う。

　子供は、鎮守様のお祭りや、お正月、お盆・・・の儀式など、風習として大脳で丸暗記して、村の一人として認識・意識する。それは、エピソード記憶として、子孫に継承されていく。年老いた後にも、幼き日の風景が、懐かしさを持って思いだされる。昔の風景を保つ郷土は、壊わしたくない。誰からともなく、地域を守ろうとする団結が、強まっていく。そのようにして、部族は結束していく

　さらに、組織が大きくなると人口も増し、知恵者によるアイデアなどで、エネルギー生産方式が改良され、生産量が増えて、生活様式も豊かになる。

　それも人口増加の一因となって、リーダー達は人口を養うための土地と食料を求めて、より優れた武器を使用する、大きな争いを行う事になる。そして、戦争の繰り返しにより、それぞれの部族の持つ技術や文化が、共通化されていく。離合集散を繰り返しながら、民族へと発展していった。民族の塊ともなれば、国レベルに相応しいほど大きな集団である。そしてメディアは、それぞれの核に属して、共通する文化で生活するグループを、○○民族とか部族と称している。
　

＞しかし人間は優れた知性を身につけたわけですからそれらの問題を解決し平和な世界を実現できると思うし、そうしなければならないと私は考えています。


　これは個体間のダウィンの自然選択が考慮されていないので、難しいですが、人類は生存に必要なenergy以上のenergyを生産時だして、世界の交流が活発化しています。　グローバル企業は、人種や民族、部族に関係なく、世界から優秀な人材を集めます。

いわゆる、ナショナリズム（民族主義）からグローバル化（国際化）が進んでいますから、ダーウィンの自然選択は、民族よりも、各個人の能力差に向かうでしょう。

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comment有難う。

>民族と国籍は必ずしも一致しませんしね。簡単に語れることではないですね。

民族と言う言葉をきちっと定義していないからでなないですか。
energy生産が乏しくて、交流の少なかった時代は兎も角、交流が河童るになった現代では、民族は定義できないほど意味のない言葉で有るかもしれない。

メデェアも簡単に民族と言う言葉を取り上げますが、類似の集団を民族と称して、根拠無く使っているのかも。

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コマッタさんの、民族の定義はなんですか？
共通のDNAですか？
共通の文化ですか？
共通の歴史ですか？


私は、国籍に関する仕事をしています。
国籍は、国家の裁量、もろに政治的な意図を元に、法律で決められます。日本は、両親のどちらかが日本国籍を持っていれば、その子供も日本国籍ですが、世界中の国籍法がそうだというわけではありません。

国籍法は時々改正されますので、国際結婚の場合には、同じ両親から生まれたにも関わらず、兄弟で国籍が違ってしまうことがあります。


「民族」の定義を、Wikipedia（ウィキペディア）では、次のようにしています。

『民族（みんぞく）とは一定の文化的特徴を基準として他と区別される共同体をいう。土地、血縁関係、言語の共有（母語）や、宗教、伝承、社会組織などがその基準となるが、普遍的な客観的基準を設けても概念内容と一致しない場合が多いことから、むしろある民族概念への帰属意識という主観的基準が客観的基準であるとされることもある。』


私は日本人で、日本で生まれ育ちましたが、仮に、外国で生まれ、その国の言葉しか話せず、その国の文化だけを承継していたら、私は日本民族と言えるでしょうか？

詳しい資料を有難うございます。

＞仮に、外国で生まれ、その国の言葉しか話せず、その国の文化だけを承継していたら、私は日本民族と言えるでしょうか？


私もそう思うのですよ。
生まれたところで、風景などの環境、お祭りなどの社会風習がマインドコントロールされて、エピソード記憶として脳内に記憶される。　ミラー細胞で、故郷を懐かしむ、あるいは似た者同士が連帯感を感じる。

民族とはその程度の集合体だと思っています。

したがって、事件が有るごとの日系アメリカ人とか・・・・・無意味な事ではないかと思います。

日本では在日韓国人・・・などの言葉が有りますが、そのような分類表現はかえって、日本に住む人々の間で混乱を起こす。

メデェアが好んで使う、日本人として遺伝子に組み込まれた・・・の表現は誤りだと言いたいです。

ただ、energyの塊と言う物は、単結晶生成時に見られるように、熱力学の法則に従って、その安定化のためにenergyを多く使用する異分子を追いだすように作用します。

その部分を解決するには、過剰のenergyを分配しないと無理だろう。
生命の進化は、自然法則・energyの拡散に逆らって蓄積する不安定な方向に向く軸だから。

＞むしろある民族概念への帰属意識という主観的基準が客観的基準であるとされることもある。』

、Wikipediaの主観的基準が客観的・・・は可笑しいですよね。　そこに住む人々は・・・・でないと。

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＞日本では在日韓国人・・・などの言葉が有りますが、そのような分類表現はかえって、日本に住む人々の間で混乱を起こす。

韓国人、はあくまで、国籍です。民族ではありません。民族名は朝鮮族です。日本で生まれても、朝鮮の文化や習慣を引き継いでいる人たちと、逆に、日本の文化と習慣の中で育った人がいます。３世、４世になるとその差は大きいです。そして、もし両者が帰化して、日本の国籍を取得したとして、民族的にはどうかというと、前者が「自分は朝鮮族だ」と思い、後者が「自分は日本民族だ」と思ったとしたら、その判断基準を客観的にも採用しよう、というのが、

＞むしろある民族概念への帰属意識という主観的基準が客観的基準であるとされることもある。

ということの意味ではないでしょうか。


日系アメリカ人部隊（第４４２連隊）の例は、国籍はアメリカ人であり、アメリカのために戦い、アメリカへの帰属意識を持ちながら、日本民族としての精神を受け継いだ人たちの話だと思います。

DNA（髪や目や肌の色）が共通であるのが同じ民族なのか、文化や歴史への共通認識が必要なのか。さらに、自分はこの民族である、という意識も必要なのか・・・私は定義できません。

しかし、国籍だけで人を理解することはできませんし、民族意識は他人には推し量れないと思っています。
大事か？というと、その人を理解し尊重するためには重要だと思っています。

>民族的にはどうかというと、前者が「自分は朝鮮族だ」と思い、後者が「自分は日本民族だ」と思ったとしたら、その判断基準を客観的にも採用しよう、というのが、


ようは、世界の交流ができなかったenergyの少ない時代に、同じ地域で生まれ、似たような言語を用いて、似たような習慣で生きてきたグループと言うだけですね。

人類はアフリカの地溝帯を発祥の地として、世界各地に拡散したホモサピエンス・クロマニオン人で有ることには変わりない。

どこで生まれようと、同じ民族とも言えるのですが。

民族意識はエピソード記憶が創り上げているのでは？

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