お医者様と長いお付き合いをしたいのですが、、。

相性ってありますよね〜〜〜
この人ダメ！！と思ったら、いくら高名なお医者様だって、通うことないです。

でも、悲しいかな、人間、ず〜〜〜っと元気ではいられません
必ず、どこかが具合悪くなって、医者にはかからなければなりません。

ところでお医者様だって、人間なんです
人は合わせ鏡と言うじゃないですか？？
粗探しするように、悪いとこばっかり探して、
顔しかめてる患者さん好きになれますか？？

私は、最初に先生に「治していただくんだ！」と
「よろしくお願いいたします、信頼しています！」を前面に出します
たいていの先生は、嫌いになりません
あれ？っと思っても、通ううちに良いところを見つけて良くなります。

それでも、やっぱり、エェ〜〜！！っと思う医者はいるでしょうが
まずは、色眼鏡で見ないで、「先生にお任せします」という態度で
あなたから、変わってみてはいかがでしょう？？

あらを探していたら、一生、信頼できる先生には会えませんよ
それでも、必ず、医者にかかって、命を預ける事態になるのですから、、

非常に真摯なご要望で、どの人もその様な希望を持っているでしょう。従ってこの質問は多く人々から”私をそう望んでいます”と共感を呼びます。

殆どの患者は、自分を診察する医師が『知識、技術、人間性の三拍子揃って』居る、居てほしい、居なければならないと、思っているでしょう。でも、そんな事は世の中に簡単にあり得ますか？
1.
結論から書きますが、その様な医師に診察を得るために多くの人々（罹患）が八方手を尽くして探し求めているのです。金 (Gold)の草鞋を履いて探しあてる気構えがなければ、出会えません。
まして、1000 - 2000円程の病院便覧や新聞記事、或いはインターネットの情報から得ようとしても、簡単に見つかりません。それらはあくまでも参考資料であり、必要なのは、真の判断能力です。
２．
次に、どこの専門的職場にも ”三拍子揃った人間”は多く居るものではありません。
特に医師の世界でも三拍子揃うには、然るべき場（勤務する医療現場＝病院）での経験（年限）を積むことが求められます。また、その場所では、良き先輩の下に人間的にも学ばねばなりません。
この場とは、一般論としては、大都会にある公立大病院や準公営大病院などの基幹病院であり、これらは戦前からある大会社と同様に、人材・設備・技術・歴史・教育・資金力などがあり（いわば上場大手企業と同じ）良い医師が育てられます。
３．
三拍子揃った医師をお求めですが、健康保険での診断の場合、24歳の判断も不確かなホヤホヤ研修医の診断と50-60歳のベテラン医師の診断も、基本的に保険診療の料金（報酬）は同じです。こんな不平等の平等がこの世の中に存在するのです。
殆どのベテラン医師（勤務医）は、労働基準法違反の勤務をしております。
医療行政を掌る厚生労働省（旧厚生省）は安価な報酬を設定し、一方労働行政を掌る厚生労働省（旧労働省）は医師の労基法違反勤務には目を閉ざしています。同じ行政省が矛盾する行政を指揮しているのです。
今日の医療制度は、勤務医の個人的犠牲を強いる基盤に成立しているのです。この様な事実をご存じでしょうか。
４．
それではどうしたら良いのか。私の具体的助言はマル秘なので書きません。
まずは、あなたが三拍子揃った人間になることに努めてください。そうすれば、三拍子揃った医師に出会えるかも知れまん。（この位でペンの置きます）

追って。
参考までに、ドイツでは50年ほど前から音楽演奏家になる人口は減少しており、ドイツ人の指揮者も少ない。これは幼少のころから厳しい訓練と多くの勉学の割に報いが少ないから親は子供に勧めない職業になっています。
更に、ドイツでの医師の関しても同様で、30年ほど前から医師を目指す若者は減少してます。それは人生での報酬（見返り）が少ないからです。
然し、日本では医師職を求める青年が多くいることが、救いです。
国民の各人が健康に留意し、喫煙は止め、深酒と暴食は慎み、日常に運動をし罹患をしない様にして、健康保険制度の維持に努めなければなりません。特に病院や診療所のハシゴは避けなければなりません。