鏡割汁粉の甘み控へ目に 高橋正江 個包装切る手間いらぬ鏡割り 福本すみ子 鏡開飯のかはりのしるこ汁 大塚初江 水餅のカビを落として汁粉炊く アロマ 鏡割欠片ひとつを貰ひ受け 市川伊團次 法螺の音に身の引き締まる鏡割 落合絹代 吟醸の香りをとばし鏡割り 関まさを 樽酒を鏡割りして女正月 山田六甲 二つ三つ蝶縺れ飛ぶ冬…
*♠* 。。・。・゚゚゚゚ ♤★♤ あそび心575 ♤★♤ ゚゚゚゚・。・。。*♠* ゚♠゚ あそび心575xxy1701 ――♠★♠―――――――――――――♠★♠―― 嫌老も好老もあり冬薔薇 ――♠★♠―――――――――――――♠★♠―― 歳をとると、 もうやさしく生きるしか 人とつき合う術がなくなる。 風に飛ばされて 舞うくらい 軽く…
夜食を取る お茶漬けにボロナソーセージ 柚子入り白菜漬け チーズ入り肉団子 極寒の電柱が木の息づきす 茨木和生 野迫川 極寒の風星々を磨き出す 太田辰子 極寒や寝るほかなくて寝鎮まる 西東三鬼 孤児の瞳に吸殻せまる地は極寒 原田種茅 径 極寒の夕日わすられゐたりけり 鷲谷七菜子 銀山や真冬の清水たばしりぬ 辻桃子 まるで落書き真冬日の…