さんが書いた連載続・時事問題への対処の在り方の日記一覧

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「下山事件」再度放映、勿論視聴、感無量(1986)

 「下山事件」はNHKスペシャルで、戦後最大の未解決事件として、取り上げられたのは、3月30日のことだ。それは①②として、3時間近くにわたって放映されたのは、wakohがその翌日、1980篇目の日記として、自分なりに力を込めて書いたのを、ご存じの方もおられよう。  NHKの担当ディレクターは、長期にわたっていろいろ調べられ、wakohの所にも、取材に見えた。また義姉の家には、「種基コーナー」があ…

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確定申告の期限に思うー自民党安倍派の組織的裏金事件を(1978)

 wakohはたびたび言及しているように、リタイアして久しい93歳間近な老残だ。  今更天下の大事件など、政治・経済・社会などの大事件を論ったりするつもりはない。  老い先短い老残として、せいぜい身の回りのことなどを書いたりするに留めよう。そのように公言もした。  だからと言って、目に余るようなことに、一切蓋をして、知らぬ存ぜずで過ごすのも、精神衛生上もよくないかもしれない。  そこで、ほんの…

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政治家の裏金創りの報ー古紙回収の報を契機に(1947)

 wakohは、政治とはまるで関係のない世界で生きてきた。 だから、政治に関わることには口を噤んできた。  経済的には、自分で申すのもおかしいかも知れないが、ずっと清貧の生活を続けてきた。  それでも、新聞は今でも2紙購読し続けてはいる。朝日と読売がそれである。現役の教官だった頃には、4紙購読していた時期もあった。学徒として、世界の内外の事情にある程度以上通じていることは必須と思ってい…

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太平洋戦争ー開戦より82年(1946)

 (書きかけの日記が消えてしまった!残念無念。だが、気を取り直して、短く、かつ、平静であるかのようにして、もう一度試みようか。)  本12月8日は、太平洋戦争の開戦の日だ。1941年(昭和16年)、wakohは東京府豊島師範学校附属国民学校(通称:豊島師範付属小)4年生だった。起床し、登校の準備をしていた7時頃、ラジオは軍艦マーチとともにアナウンサーの緊張した声が飛び込んできた。もちろんテレビ…

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イスラエルとパレスチナ(1936)

 wakohは、かつては、多少なりとも世界の動向や国際関係などにも目を向け、所見・所感などを記していたこともあった。けれども、そうしたことには、殆ど、ないしは全く記すこともなくなって久しい。それだけ、wakohの世界がますます縮まってきていることを反映するものでもあろう。もちろん、全く関心がないわけではさらさらない。けれども、せいぜい、新聞やテレビなどからの二次的情報に間接的に触れているにすぎな…

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日大アメフト部員の違法薬物事件での、第三者委員会代表綿引万里子の真実味溢れる記者会見(1935)

 今長めのタイトルを打ちながら、不思議な気持ちを抑えきれずにいる。  どうしてか。普通なら、日大とは何の関係もない、92歳の老残が、そんなに深い関心を持つなど、おそらく考えにくいであろう。  だが、実は、この事件をめぐり、第三者委員会が立ち上げられたのだったが、その3人の弁護士の一人が、委員長を務めていた姪の綿引万里子だった。万里子は、4カ月前に死去したわが愛する妹の長女であり、日本人女性と…

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G7首脳会議にウクライナ・ゼレンスキー大統領参加(1880)

 日記としては、もうあまりにも旧聞になってしまったが、去る19日から21日まで、広島で、岸田首相を議長として、G7首脳会議が開催されていた。  その最中、ないしは直後ならまだしも、何日も経ってから書くなどとはおかしくさえあるだろう。  実は、最近wakohのパソコンの具合が極端に悪くなってしまったのだった。日記を書くどころではなかった。  せっかくコメントをしてくださる方に、REコメントを…

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日本の人口はどうなるのか(1873)

 日本の人口など、wakohには判らない。だが、厚生労働省など、国家の機関が調べたところでは、2020年の人口は1億2615万人だったよし。  このところ少子高齢化は、当初の予測よりは、はるかに進み、人口減のスピードは加速しているのだとか。wakohの周辺をざっと見ただけでも、子供のいない家庭や、一人っ子の家庭などもかなり目に付く。  戦時中は、「産めよ増やせよ」の大合唱だった。戦争に駆…

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ロシアのウクライナ侵略との関係での国際関係の一端(1861)

 ロシアのウクライナ侵略が直接始まったのは、2022年2月24日だ。それから、すでに丸1年を超えてしまった。  ひどい。余りにも酷すぎる。滅茶苦茶だ。しかもプーチン大統領は、平然としてそれを正当化して、恥じるどころではない。  どうしたら戦争が終結し、平和が齎されるのか。  wakohは、91歳10ヵ月にほど近い老残で、何一つすることもできない。悲憤慷慨するのみだ。  この戦争を通し…

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ロシアのウクライナ侵攻、まる1年(1850)

 wakohは、政治・経済・社会の大問題など、全くと言ってよいほど触れずに来た。それは、今や自分がリタイヤして長く、そうした世界的問題、あるいは国際関係などについて、じかに知ることは殆どなく、新聞やテレビやインターネットなどを通して、間接的に二次的情報を微かに得ているにすぎないからである。だからと言って、全く関心がないわけではさらさらない。  ロシアのウクライナへの直接的侵攻・侵略が始まっ…

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「帝銀事件」の放映に先立って(1820)

 今夜9時から、二夜連続で、NHKスペシャルで「帝銀事件」が放映される。何度となく予告されているから、今更何も言う必要はないであろう。  ただ、実はこの件に関して、wakohは去る7月、NHKディレクタ―S氏から連絡を受け、取材されたのみならず、亡三兄の家にある、「種基コーナー」での取材も求められた。  ところが、改めて連絡すると伺ってはいたものの、その後何の連絡もなく今に至った。  亡父…

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太平洋戦争(大東亜戦争)勃発の日から81年(1811)

 12月8日と言えば、wakohは今でも必ず、いやでも思い起こすのは、1941年(昭和16年)12月8日の大東亜戦争(太平洋戦争)に突入したあの日のことだ。  wakohは小学校(東京府豊島師範学校附属国民学校)4年生だった。ラジオの早朝の臨時ニュースで、繰り返し「帝国陸海軍は西太平洋上において米英軍と戦闘状態に入れり」とのアナウンサー(放送員とまでは言っていなかったか)の緊張した声と、軍艦マ…

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寺田総務相更迭(1802)

 wakohは、たびたび口にしているように、すでにリタイアして久しい人間だ。今更、政治のことなど云々したくもない。だが、このところの動きは目に余るものがある。  岸田首相は20日、政治資金収支報告書の不適切な起債などが次々と発覚した寺田実総務相に辞表を提出させ、更迭した。それまでにも、散々疑惑が報じられてきていた。その一つ一つをここで再現する気持ちは全くない。だが、次々に発覚していく問題点が、…

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葉梨法相の更迭(1801)

 このタイトルもまた、もちろん旧聞に属する。wakohとしても、気になりながらも、そのことに触れえずにいた。  だが、葉梨法相の更迭は、もう11月11日のことである。1週間以上経ってしまった。  いくらリタイアした人間にもせよ、葉梨法相が、死刑執行に関する厳粛極まる職務を、事もあろうに、東京都内で開かれた自民党議員のパーティーで、「法相は朝、死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるのは…

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旧統一教会問題と山際経済再生相辞任問題(1800)

 日記としての、一つの区切りに当たる1800番目の日記を、タイトルに掲げたようなテーマにするのは、残念である。  だが、行きがかり上、そうなってしまった。お許しあれ。  山際大志郎経済再生相が、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係が相次いで判明した問題の責任を取って、岸田首相に辞表を提出し、受理されたのは、10月24日のことだった。だから、その意味では、こんな日記は、まさに旧聞…

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世界は激動しているのに、日本は(1784)

 wakohはリタイアして、久しい。わが国の出来事にすら疎くなっている。  だが、世界は動いている。激動している。  世界と言っても、国の数だけでも、196か国はあるらしい。  国という時、領土・人民・主権は欠かすことが出来ない。  世界の人口は、今もなお増えつつある。現在は79億5400万くらいのようだ。  わが国では、総人口が減少に転じてから、既に12年というのに。10年前からする…

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ロシア、ウクライナの東部4州を強制併合(1774)

 ロシアがウクライナを突如侵略し出したのは、2月24日だった。それからはや7カ月余。詳しいことは判るはずもないけれども、新聞・テレビ・インターネットなどを通して聞こえてくる情報には、少なからぬ関心を持ち続けてきた。  この際、wakohがかつて公的立場にあった時のことを、少しだけ表明してみようか。今でこそ、すっかりリタイアして間接的に二次的に国際情報に接しているだけだけれども、かつて東京大学に…

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イギリス・エリザベス女王の国葬(1764)

 去る8日に、96歳で死去したイギリス・エリザベス女王の国葬が19日午前(日本時間19日午後7時)から、ロンドン中心部のウェストミンスター寺院で営まれた。その模様をBSで生中継放映するのをずっと観ることが出来た。  バイデン米大統領、フランスのマクロン大統領ら、約200か国・地域から500人規模の外国元首、王族らが参列したのだという。日本からも天皇・皇后の両陛下が出席された。  英全土から1…

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スターリン・ゴルバチョフ・プーチン(1758)

 こんなタイトルがふと思い浮かんだ。それを記してしまった。  このところ、我ながら冴えない日々が続く。ここでの日記にしても、一向に書く気にもなれずにいる。  焦ることはない。だが、ただ老いさらばえるのも、困る。兎に角、何かしら書いてみようか。  昨日9月3日、何の気もなくテレビのニュースをポカンと観ていた。すると、北方四島の一つ、多分国後島で、ロシアの戦勝記念日のパレードをしているのが…

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現内閣と旧統一教会(1754)

 政治と宗教との関係は、どの時代にも複雑でもあり、また微妙でもある。wakohはたびたび言うように、政治にはまるで疎いままの91歳の老残だ。  宗教と言えば、仏教徒の家庭に生まれ、父は曹洞宗の信者であり、祖父が昭和15年(1940年)数え年85歳で死去した時など、仏壇を前に修証義を朗々として読み上げている姿が、今でも瞼に浮かぶほどである。  その頃はwakohも記憶力のよい時代だったから、修証義…