リアルな歴史映画、嘘の台本でお咎めなし?
昨年大ヒットした、「私は貝になりたい」主演が、SMAPの中居正弘さんと仲間由紀絵さん。中居君は演技の天才で、熱心に上手な演技をしていた為、観客たちは、これが真実だと信じてしまいました、
しかし、東京裁判で、床屋さんだった2等兵が、戦犯で裁かれ、減刑の署名を集めたにもかかわらず、死刑になった。こういう事は無かったようです。2等兵は上官の命令に従っただけで、責任の無い立場だからです。
原作は、加藤哲太郎さんで、加藤さんは2等兵ではなかったし、身内が減刑の署名を集めたので、死刑にはなりませんでした。加藤さんの手記を、脚本家の橋本忍さんが、ドラマや映画の台本に書き換えました。
映画の中で「この物語はフィクションです。東京裁判で2等兵が死刑の執行を受けた事実はありませんでした」と、明示するべきだったと思います。
映画は有料です。中居君と仲間由紀絵さんは、大人気の俳優さんなので、多くのFANたちが映画館に行きました。
嘘の映画台本を書いたライターに、罪は無いのでしょうか?
私は貝になりたい:予告編です。
http://www.youtube.com/watch?v=pFvpPv4mcqQ
(5月20日 17:50 追記:)
*映画FANの皆様に、質問したいと思っています。
(5月21日 19:00 追記:)
*映画FAN(=映画館に行かれる方)のコメントが少なかった事と、この映画をごらんになった方の回答が無かったのが、残念でした。
フランキー堺さんのドラマは、映画と同じ橋本忍脚本です。「憲法9条を守る会」で、上演されているそうです。 物語が事実ではないので、学習用にはならない気がしますが
東京裁判とこの映画について、の記事を見つけました。
http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/books08.htm
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
映画「男たちの大和」では、仕送りの場面がありました。
映画館は部屋が12あって、フィクションも実話も上映しています。 部屋の前には、フィクション、実話 そういう札がないので、紛らわしいんです。
実際にこの映画を観ると、演技が上手すぎて、娯楽作品には見えません。実話だと思い込んでしまいます。
古いドラマのリメーク映画です。 古いドラマ(映画)は、英語の教材で使用されたり、9条の会で学習用に上映されています。
いかに、この映画を実話だと思い込んでしまった人たちが多かったかです。
身近な戦争の話を、嘘台本で作って売るのは、いいのか?悪いのか? 私は良くない事だと思いました。
ペンネーム:回答者 (匿名希望)さん
・赤紙一枚(1銭5厘)で徴用され
・軍部の強制で戦地に赴き
・上官の命令に従っただけなのに罪に問われた。
と言う映画だと思っています。
映画と同じことが起こったと言うことではありません。
兵士の立場から言えば戦争自体が映画と同様だと訴えているのです。
・自らの命をかけて正義を守らなければならないのでしょうか。
・自らの命をかけて正義を守らないと罪に問われるのでしょうか。
映画ですから「あなたならどうします」と問いかけてきます。
私は答えたくありません。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
数十年前の同じドラマも演技者が上手かったので、
観たら、実話だと、数ヶ月間思い込んでいて、映画の主人公夫婦を実在の人が冤罪をかけられたと、心を痛めていました。
ただ、戦後の混乱期です。 証拠、証人が揃っていない。審議と調査も手抜かりが多かった。
軍事機密が固いから、戦地で、日本兵が何をしていたのかはわからない。