「幼保一元化」問題について

【幼稚園と保育園の違い】
●管轄の違い
保育園と幼稚園では、
その管轄する省が違います。保育園は厚生労働省に管轄されていて、
幼稚園は文部科学省の管轄下にあるのです。
したがって、保育園の先生は「保育士」と呼ばれ、幼稚園の先生は「教諭」と
呼ばれる違いがあります。もっとも通常はどちらの先生も”先生”と呼んで
全く問題はありません。
●目的の違い
保育園と幼稚園ではその”目的”にも違いがあります。
保育園は”児童福祉法第39条”に基づいて、「日々保護者の委託を受けて、
保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」を目的とします。
一方の幼稚園は、”学校教育法第77条”にもちづいて、「幼児を保育し、
適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること」を目的とします。
簡単に言うと、保育園では福祉の一環として児童を預かり保育するのに対し、
幼稚園では教育の一環として児童を預かり保育しているのです。
●対象児童の違い
保育園では児童福祉法に基づいて、「保育に欠ける、乳児(１歳未満)・
幼児(１歳から小学校就学の始期まで)」を保育することとなっています。
一方の幼稚園では学校教育法に基づいて、「満３歳から小学校就学の始期に
達するまでの幼児」を教育するものと決められています。

論点が外れていましたら削除してください。

なかなか難しい問題です。
「幼保一元化」の目指すところがなにか、もっと深く突き詰めないことには道筋が見えてこないと思います。
あと、すっきりさせることを最優先に、公立と私立の棲み分けを図るのは無理があるように思います。
他の方の回答にもあるようですが、例えば、公立系大学の付属幼稚園を廃止するわけにはいかないように思います。

とても難しい問題だと思いますが、一つ言えることは、公立だけにしては駄目です。

私の孫は生後7ヶ月から2年間は私立の認可保育園に、現在は転居した為、公立保育園に移って3ヶ月になります。

母親である娘の話によると、保育士さんの姿勢が全く違うそうで、私立の方がずっと良かったそうです。

給料など待遇面で非常に恵まれている公立の保育士さんですが、子どもに対する態度がとても事務的で四角四面決められたことだけをやっているように見受けられるそうです。

私立でもいろいろあるのでしょうが、孫がお世話になった私立の保育士さん達は安い給料ながら、愛情深い人が多く、本当に精一杯面倒を見てくれていたそうで、子どももそれを敏感に感じ取っているようです。