生前贈与額は死亡時に財産として計算されるのですか？

遺産に含まれる生前贈与と、含まれない生前贈与があります。

含まれるとしても、
１、遺産分け（相続）の対象となる遺産総額に含める
２、相続税の対象となる遺産総額に含める
・・・に分かれます。

まず、原則として、亡くなる1年内の贈与は、遺産に含めます。贈与してから1年以内に亡くなった場合には、その贈与を遺産に含めて（持ち戻して）遺産総額を出します。
例えば、父親が1000万円を姉に贈与して、1年内に亡くなった場合、亡くなった時の遺産は2000万だとしても、贈与した1000万を持ち戻して、3000万が遺産分けの対象になります。もし相続人が姉と妹なら相続分は各2分の１…1500万ずつですが、姉は先に1000万もらっていますから、実際の遺産分けは、妹が1500万、姉は500万、ということになります。

特別受益、というものも持ち戻します。
これは、相続開始の1年前に限らず、何年前であっても、生計の元になる援助、養子縁組や婚姻のための支度金など、一定の目的のために渡した金銭については、遺産に含めます。住宅購入資金も特別受益にあたる、という扱いになっています。

ただし、「被相続人がこの持ち戻しの規定と異なった意思を表示したときは、その意思表示は、遺留分に関する規定に違反しない範囲内で、その効力を有する」ので、遺言などで「持ち戻すを要しない」と決めておけば、遺留分を害しない限度で、持ち戻さないこともできます。


相続税の算出の基になる遺産の場合は、亡くなる前3年間の贈与についてはすべて遺産に含めて相続税の計算をします。

相続時精算課税制度を使った贈与は、何年前であっても持ち戻して相続税の計算をします。

たとえば、長男には大学までだして家の資金もくれてあげて、だいたい２０００万くらい親からお金がいったとする。次男は高校までしか行かなくて家も建てていないので親から行ったお金は２００万程度だったとする。
このような場合、親の遺産の相続するのに、親が生きてる間に頂いてる金額があまりに違うので、同じ子供であっても、長男と次男とでは相続金額に違いが出てもいい。

あと、３年?前にさかのぼって、生前贈与は、相続財産の中に含まれる、というのがあります。

すみません。経験での知識なのでうろ覚えで。

確か計算されるはずです。
そうしないと残された子供達か荒れるでしょう。
（えこひいき）
まあー遺言書を残せば貴方の気持ちは伝わるでしょうが子供たちはあくまで金銭で考えると認識しましょう。
まして子供たちが結婚でもしていれば尚更です。
場合によっては兄弟姉妹の絆が切れる事に繋がるとお心得下さい。

ご自分の死んだ後のことなど心配することはありません。
残り少ない人生、楽しく愉快に過ごしましょう！

子供達が自分で処理することになってますから。。。。。