人生の最期に臨んで残す言葉

妻に、
「今度生まれて来た時も君を探すよ」
何て気障に言えれば・・・・
無理だろうな。

やっぱり、
万感を込めて「ありがとう」って言います。

ユニークかどうかわかりませんが：後の事は宜しくお願いします：です。
多分汚れもの一つ残さずは無理ですから・・・・綺麗事では無いはず。

＞最後に　家族に残す言葉をどうしょうかと考え中です、
＞ユニークな言葉教えてください。

きっと、何時もダジャレを言って苦笑されている光景が
目に浮かびます。
最後の言葉も、一所懸命に考えた割には、
受け入れられないと想像つきますね。

それなら、逆に残さないのも良いかも？
「何故？」って疑問符のまま去って行くのも
素敵ですよね。

私の息子に
「もし、生まれ変わる事が出来るなら、また私の子供になって生まれてきて。今度はいいおかあさんになるから」と言って死にたい。

ユニークな言葉を、こんなに簡単なQ&Aで探しても、
微笑んでもらったり、心に響いたりしないのでは？？

元気なときに書くエンディングノートと
死を目前にして書くエンディングノート
葬儀の仕方、ご遺産の分配に違いはないでしょうが
残る家族・友人に残す言葉は
全く違ったものになると思います。

いま、お元気ならばそれなりにお手紙にしてエンディングノートに挟み
また、お気持ちが変わるたびに、
お手紙をしたため直されては、いかがですか？

病気で、死を目前にしたとき、ユニークな言葉と考えるでしょうか？
私は、家族に笑顔をギリギリまで見せていたいと
自分に力をくださいとしか、念じることができませんでした。
幸い、無事に大病を乗り越えることができましたが、、

どぅしても、ユニークな一文書き込みたければ、
本をたくさんお読みくださいませ。先人の珠玉の文章を。
ただし、日頃の生き様があってこそ、
ユニークな一文が、温かな微笑みを、誘うものです。
日頃の生き様が、平々凡々で、
その時だけのつけたような一文では、失笑ものですよ。

そして、自分のこの身が、本当に明日消えてしまうのなら、、、
その身になれば、言葉は拙くとも、溢れ出てまいります。

68歳で亡くなった母が本当に死ぬ間際に
「お葬式は〇〇〇で頼んでね、棺桶がサービスだから」と
言いました。本当にタダでした（笑）

現役時代は４０歳から海外・国内の単身赴任生活が続き、家庭生活、子育ては妻任せ。

子供も一時は私を疎ましく思ったり、恨んだりすることもあったようですが、夏休みや冬休み・春休みには妻が海外・国内の赴任先に子供達を連れてきてくれて、単身赴任の私の苦労を子供達に理解させるよう協力してくれました。

定年前にボード入りを要請されまして・・・・・定年後は仕事一筋で苦労かけた妻や子供に感謝しながら家族関係を取り戻す生活を送ろうと思っていたので・・・・・妻と子供達に相談したら、「ボード入りは今までお父さんが会社のために尽くしたご褒美だと思います。ありがたくお受けして、もうちょっと頑張ってください。」と妻と子供達に励まされました。

８５歳になった今、退職して１０年経ちましたが、退職後は年に数回、妻や子供達一家と海外・国内を一緒に旅行したり、現役時代に父としての役目を果たせなかったお詫びと、そんな父親の私を理解し励ましてくれた妻や子供に感謝しながら過ごしている日々です。

そんな私の気持ちは妻や子達は充分理解してくれていると実感していますので、最後に残したい、残さなければならないという言葉を殊更考えることもありません。

もし臨終の際、伝えるられる状態であれば「みんな、ありがとう！父さんが人生を全うできたのも、みんなが父さんを理解し、励ましてくれたからだと感謝しています。ありがとう！本当にありがとう！！父さんほど幸せな人生を送れた人はいないと思うよ。みんな母さんのこと、頼みます。」