年賀状の季節ですね

私は過去２０数十年、昨年も年賀状は版画を彫って出しております。今までテーマを決めておりました。民家、祭り、ここ数年は仏像です。１５０枚程度ですが、それに文章を加えております。

　ところで、最近の年賀状はパソコン、印刷、ひどいのは郵便局のスタンプです。年賀状の持つ意味を考えたとき、私のやっていることは無駄なことだったのかと、思うようになりました。
　でも今年も版画を彫ります。

結婚してから主人の親戚から会社の人まで私が書いていました。
主人が仕事を辞めたので会社関係はなくなりましたが、親戚の分だけでも相当な枚数でした。
その上私の友人まで、毎年いやいや書いていました。
割と手の込んだものだったので、本当に大変だったのです。
今年の春に引っ越しをしたので、ご挨拶状を送りましたが、その際にお年賀状は卒業しますと書き込みました。
この先はいつ死んでもいい年ですし、お付き合いがなくなれば葬儀に来てもらうこともなく、ご迷惑もかけないかと・・・
第一、いくら手間のかかったお年賀状書いても、来るのは全部印刷というものがほとんどで、隙間の書き込みもないのです。
そんなお付き合いはもうやめてもいいかなって。

年賀状の目的、ハッキリ言って；安否確認だと思ってます。
；旧年中はペースメーカのお世話になりとても元気に過ごしてます；等近況の変化を記する機会です。
気の利いたところで一句詠まれたものをしたためる。ボケ防止です！

そういう文章が嫌・飽きてきたということは
年賀状のやり取りの辞め時なのかもしれませんよ。
会いたくても会えないからこそ、近況を書いてこられるのだと思います。

感激やほっこりはしませんが・・・。

私自身が挨拶だけでは飽きたので、
一年の中での印象に残った事を一文で書きました。
人によっては、次の年の年賀状に同じような返事と思えるような、
一文が書いてありました。