薬剤師さんて過剰じゃないですか？

何でも続けるのは、スゴイですよ

ドラッグストアの店員さんは、普通の人ですよ。
中に1人か2人の登録販売者がいるお店もありますが、これも薬剤師ではありません。

大人として、就職口を心配なさるのは判ります。
しかし、子供の人生です。
子供のしたいことを応援できる環境であれば、応援してあげたらいかがでしょうか？
まあ、反対されて、すぐに夢を変更するようなら、
それほど真剣ではないという判断にはなります。
なりたくても、大学受験と国家試験がありますから、
合格する為に努力も必要です。

音楽大学や芸大・法学部に進学しても、
皆が音楽家や芸術家・法律家になる訳でもありません。
医学部出ても、１００％医者になっているわけでもないです。

私の所の長男の嫁は、薬学部出ですが、、製薬会社の試験所で、新薬の研究をしておりました。給料も沢山もらっておりました。北海道に本社がある、調剤薬品の大手は、毎年500人薬剤師を採用するとか、聞いております。株も、1200円程度から、8000円台に上昇してましたが、今は、7000円台です。
コ－ド9627を調べると、解ると思います。美人で、国立大学出なら、お医者さんと、結婚という道が開かれてきます。
ただ、子供さん二人が、女の場合は、難しいかも、しれません。パートでも、時給2000円以上と思います。
最近の、ス－パというか、薬店の所にも勤務している方は、
薬剤師が、多くなってきていますが、給料は、多くもらっていると思います。資格をもっている強みと、思います。ただ、
これから、薬剤師が要らないような、機械が、発見されると、これまた、どうなるかと思います。

大きな総合病院は殆どが院外処方です。
入院患者と特殊な薬のみ、院内処方にしていますね。
院内薬剤師は病院職員でも特別職として処遇されていますから、
給与はそれなりにありますね。

また町医も人件費削減でどんどん院外処方に切り替えています。

給与のいい院内薬剤師は減る傾向にあります。

院外処方薬局は、給与が安い！
採用（求人）増加傾向はしばらく大丈夫でしょう。
アルバイトに毛が生えた程度の給与と訊いています。
生計を維持する収入はますます期待できなくなりそうですね。

ただ、健康食品やサプリメント業界は、成長企業と言われていますので
薬剤研究者の道は広がりそうです。

　調剤薬局やドラッグストアー勤務の薬剤師需要があるので業界全体では必ずしも過剰とは言えませんが、資格者に最も人気のある病院の院内薬局勤務の薬剤師枠や製薬会社での開発・研究部門での採用は少数精鋭主義で募集していますので単に有資格者というだけでは簡単には就職できないのが現状です。

　前者の給与は比較的高額ですが、後者の給与は部外者が考えているほど高額ではありません。後者に人気があるのは患者への薬剤投与の臨床的研究や学究的探究・研究という専門職本来の仕事が充分可能な環境にあることだと思います。

　薬学部が4年制から6年制に移行した以降、長期の高額学費負担に見合わない日本の薬剤師給与の現実から（研究職を目指す院進学者は更なる負担増）薬学部人気に陰りが見えた時期もありましたが、新たな大学開設や定員増の流れは何故か止む気配がありません。三師と呼ばれた時代の医師・歯科医師・薬剤師の社会的ステータスが日本では比較的高い事が原因かもしれません。

　子供さんが薬剤師と言っても上記の3つの勤務先があり、調剤薬局等への就職は比較的容易でも臨床研究等は出来ない事、院内薬局や製薬会社への就職は採用数が少なく給与も低い事、また研究職を目指すなら院進学も見据えてライフサイクルを考える必要が有る等を理解したうえで「薬剤師になりたい」と思うのならぜひ応援してあげて下さい。

　仕事は使命感や遣り甲斐を持てないと、どんなに給与が高く社会的ステータスがあってもいずれ侘しさや辛さを感じるものになりかねません。
　「やりたい」「この仕事好きだ」という思いはどんな仕事でもとても大切な事だと思います、辛いとき、厳しいとき乗り越えられるのはこの感情があればこそです。