何処か誤りはありますか-クオリア(2)
3.2 DNAに忍ばせた遺伝子の継承
DNAは生命の設計図であり、その中に遺伝子を含ませて子孫に継承していく。遺伝子は、変わり行く環境に適応するために絶えず変化を求められる。生命が進化し、雌雄による進化方法を獲得し、種の中で優勝劣敗の法則を作り上げ、環境にうまく順応したものが生き残る。
さらに家族と称する形態まで進化した時、遺伝子の優れた親から、環境に適応する学習を学び、うまく学習した者が生き残り子孫を残す事となった。DNAはその時、種を絶えさせないために、親の遺伝子に、「子供が無性に可愛い」という命令を埋め込む事を忘れなかった。
そして、長い年月をかけた生命の進化が続いていく。人間以外までの生物は、環境に順応するために雌雄を作り、種の中で優勝劣敗の法則を作り上げ、環境に適応したものが進化した。
例をあげれば、DNAにおける種の流れは、何億という個体が必死に生きるという実験の下に、適応したものが生き残る。
それは、どんな形態が環境に適しているのか分からないため、何億というサンプル(統計学的には母数)を作り、その一部でも環境に適応し、生存競争に生き残ればよしとしたのであった。
例えば、オーストラリアで兎を滅ぼすウィルスを使用し、野兎の絶滅作戦を敢行をしたにもかかわらず、それに耐抗性を持つ僅かな野兎が現れる。環境の篩にパスしたといっても良い。昆虫あるいはバクテリアでは、遺伝子が簡単に変化に対応し生き延びていく。
そして生命の一部は人間にまで進化した。人間の生き方は、学習という手段を獲得し、もはや環境に順応するものではない。環境を自らの生活に都合の良いように変えていく。
3.3 DNAに書き込まれた記憶(遺伝情報系)
単純な細胞の固体では、授精すると同時に反応しだす遺伝子部分であります。書き込まれたコードにしたがって生体が作られていく。個体の成長にしたがって発現される、自己組織化の記憶が埋め込まれています。
俗に言う癌や癲癇質体質、先天性疾患などの遺伝病等がその例です。DNAには、学習可能な蛋白質を作る遺伝子があり、外界からの刺激に対して反応し、プログラムコードを組み込むことができる。それは後に付加される記憶細胞の原点である可能性があり、注目されるところです。
その記憶を持つ生物の一つとして、名古屋大学地学研究科の森部、久原および児玉さんが、散在神経系を持つ線虫を挙げています。それは遺伝情報系から、神経系のたんぱく質で記憶を獲得ていく、脳情報系への過程なのでしょう。さらに言えば、線虫の細胞には、条件刺激を加えることにより、記憶をする細胞が出現し始めたということでしょう。
注)《脳に、僅か302個しか神経細胞を持たない線虫でも、獲を獲得できる温度を、記憶・学習する能力がある。そのうち、二つの蛋白質、インスリンと、カルシニューリンを異常にすると、それが出来なくなる。弱にすれば。性質が回復する。》
ペンネーム:ワヤさん
インターネット掲示板上の多くの人々に教えを請いながら、人間の心理を纏めてきたものだ。したがって、著作権などない。
私は、この方面に素人ですから、あなたと同じ。誰かが言う疑似科学者です。
ペンネーム:読書中さん
私は、自分が出来ない事、わからない事は、必ず、<専門の先生>の処へ習いに行ってます。 先生に対しては、常に、三顧の礼です。
ペンネーム:ワヤさん
ですね。
より確かさを求めるには良い事です。 同感です。
ペンネーム:読書中さん
ペンネーム:ワヤさん
なんせ、私の「生命系の進化論」は全ての分野の知識を必要とする。
(*_*; (*_*;
ペンネーム:読書中さん
ペンネーム:ワヤさん
それは、定かではないが5年くらい前ではないか。
それとQとどのような関係が有るの?
ペンネーム:読書中さん
行った 講演の話を、何で、5年も経ってから、書くの?
ペンネーム:ワヤさん
その時々に修正しながら、「生命系の進化論」の精度を高めている。