1942年:仏/監督マルセル・カルネ作品
【おはなし】
15世紀のフランスの城で、騎士と王女の婚約の宴が催されていた。
悪魔は吟遊詩人に装った使者を送り込んで2人の仲を裂こうとするのだったが、悪魔の意に反して結ばれた使者と王女は石像に変えられる。
それでも、2人の心臓が鼓動を続けているシーンが象徴的に描かれている。
【うんちく】
監督マルセル・カルネは人間と悪魔を対峙させることにより、当時ナチス占領下において消えることのなかった、自由への希望と人間の尊厳も訴えている作品に仕上げている。
助監督に戦後イタリアの名監督になるミケランジェ
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