ホンダ、熊本県で超小型EV実験

ホンダは4日、熊本県や沖縄県宮古島市と、超小型の電気自動車(EV)の実証実験をする覚書を交わしたと発表した。超小型EVは現在、国の認めたエリアだけを走れる。ホンダは今年秋から観光などに利用してもらい実用化への参考にしたい考えだ。

 ホンダは現在、2人乗りの超小型車「マイクロコミューター」を開発中。ガソリンは使わず、モーターでタイヤを回す。最高速度は60キロメートル以上の見込み。昨年公開した原型車は横幅1メートル25センチで、1回の充電で約60キロメートル走る。

 熊本県は観光に訪れた人に運転してもらったり、高齢者の移動手段に使ったりといった可能性を探