永楽館歌舞伎

出石の永楽館歌舞伎へ行ってきました。
演目は130年ぶりという出石所縁の仙石騒動。
これからご覧になる方もおられるのでネタばれになるようなことは書けませんが、幕開けは籠釣瓶を彷彿させるものでした。
狂言としては決してよくできたものとは思えませんし、意図が生かされていない演出や登場人物もありますが、通し狂言ということや劇中での説明的な台詞もあって歌舞伎初心者の方にも分かりやすく構成演出がされています。勿論突っ込みどころはありますが、限られた時間や設備で上演する工夫がされていたように思いました。
壱太郎と愛之助の早変わりや本水を使った立ち回り、そしてその立ち