お化けと琵琶法師のくらきナイトをご一緒に♪のイベントレポート

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お化けと琵琶法師のくらきナイトをご一緒に♪

まずは上大岡の「目利きの銀次」で腹ごしらえ。海鮮丼を食べながらの1時間半は尽きない話題であっという間。

タクシーと歩きに分かれて久良岐能舞台へ。

薄暮の庭園には生首、池にはスケキヨの足、今にもヒュードロドロ〜と人玉が飛んで来そう…と思っていたらいきなり人影が!
キャーっ‼️まんまと驚かされました(^^;)

お化け屋敷の後は能舞台で川嶋信子さんの琵琶法師。凛とした姿で「祇園精舎の鐘の音〜」と、朗々と謳いあげる「耳なし芳一」は、思ったよりもわかりやすく、戦国の世に引き込まれました。

演奏に使われた薩摩琵琶は硬い桑の木でできていて、高い柱(フレット)と大きな撥が特徴。この撥を使うことにより揺らぎ(トレモロ)や下駄の音など変化がつけられるとのこと。

たった4本の糸から紡ぎ出される深淵なる響きは、物悲しくも、どこか力強さを感じさせます。

怪談の「置いてけぼり」も聴かせていただき、すっかり琵琶に魅了された久良岐ナイトでした(^^)