「山中鹿之助」、初の単行本化

清張作品で、全集に収まっていないものや単行本化されていないものがいくつかある中の1作である。

元作は、小学館の、中学生向け雑誌に連載されたものである。少年向けだから読み易いものに違いない。同書店から、p+d、すなわちペーパー版とデジタル版の同時並行企画として出版された中の1冊である。

もちろん私も未読である。したがって内容は、作品そのものと紹介記事や批評記事に譲る。清張が死去してこの8月で、23年になる。その意味でも、清張の供養にもなる。早く読んでみたい。