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よくあるご質問

『歌の迷い道』(51)

? 原子炉の火ともしごろを魔女ひとり膝に抑えてたのしむわれは  ?  (岡井 隆)

〜いまの短歌界をリードするひとり、岡井 隆。 facebookだったら「いいね。」のボタンを押す一首です。 1970年ごろの作。 当時、原子炉を魔女に喩える発想と地獄をのぞきながらたのしむ姿勢は少数派だったかもしれません。

自然詠を主流とするアララギ派の父から、こうした思想的な短歌を詠む子供(といっても今は米寿)が育ったことが面白い。

門下生あるいは弟子になるとすれば、こんな歌風のひとの門をたたきたいと、ひそかに思った歌人です。

コメント

リンデンバウムさん

2013年09月09日 10:05

一休さん、おはようございます。

この一首を拝見して、色々なことを考えました。

ニーチェのことば

「怪物と戦うときは、自らも怪物にならぬよう注意せよ。汝が深淵を見つめるとき、深淵もまた汝を見つめているのである。」

原子力という怪物に魅入られた現代人は、それが途轍もない怪物であることを忘れたために取り返しのつかない事故につながったのかも知れません。