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よくあるご質問

ヴィヴァルディ―La Foliaの編曲―愛の力

 Cleveland ensemble Apollo's Fire showcases "The Power of Love" in a concert of operatic and instrumental music of Handel and Vivaldi. Under the direction of Jeannette Sorrell, soprano Amanda Forsythe joins the ensemble in a rich garden of musical flowers, culminating in Sorrell's own arrangement of Vivaldi's "La Folia."

Apollo's Fire https://www.youtube.com/watch?v=m91Vvej3INc

 フォリア(folia)は、イベリア半島起源の舞曲。15世紀末のポルトガルあるいはスペインが起源とされるが、いずれかは定まっていない。サラバンドと同じく3拍子の緩やかな音楽。フォリアとは、「狂気」あるいは「常軌を逸した」という意味があり、もともとは騒がしい踊りのための音楽であったことが窺われるが、時代を経て優雅で憂いを帯びた曲調に変化した。

 フォリアは、低音部の進行及び和声進行が定型化されるにつれて、これをもとに変奏曲形式で演奏することが広まった。17世紀にはイタリアで大流行し、多くの作曲家が採り上げている。このような手法は、シャコンヌやパッサカリアなどの変奏曲、あるいは『パッヘルベルのカノン』とも共通するものである。

 とくに、アルカンジェロ・コレッリの『ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ』作品5の12曲中最後に置かれた『ラ・フォリア』がよく知られ、フランチェスコ・ジェミニアーニはこの楽曲を合奏協奏曲に編曲にしている。その後も各時代で扱われたほか、フォリアとは明記されていないものでも、フォリアの低音部進行を部分的に採用している曲も多い。

 コレッリの曲が有名になったため、フォリアそのものがコレッリの作品と同一視されるという誤解も広まり、20世紀になって、セルゲイ・ラフマニノフは、フォリアを題材にした変奏曲を作曲したとき、『コレッリの主題による変奏曲』作品42という題名をつけているほどである。

フォリアの低音部進行
概ね主音を中心として短音階で進行する。音名で表すと、イ短調の場合、A-E-A-G-C-G-A-Eという調子である。

フォリアに基づいた作品を書いた作曲家
ディエゴ・オルティス
アントニオ・デ・カベソン
ガスパル・サンス
アルカンジェロ・コレッリ
ジャン=バティスト・リュリ
マラン・マレー
アレッサンドロ・スカルラッティ
アントニオ・ヴィヴァルディ
フランチェスコ・ジェミニアーニ
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
アントニオ・マルティン・イ・コル
アントニオ・サリエリ
フランツ・リスト
セルゲイ・ラフマニノフ
嶋津武仁
新実徳英

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