ズザナ・ルージチコヴァー


 ズザナ・ルージチコヴァーはチェコの有名なチェンバロ奏者。バロック音楽のほかに、プーランクやマルティヌーによるチェンバロのための近代音楽の解釈でも名高い。夫は作曲家のヴィクトル・カラビス。 プルゼニの生まれ。1941年から1945年までナチス・ドイツの強制収容所に送致された後、プルゼニとプラハの音楽学校に学ぶ。

 1951年よりプラハ音楽院の教壇に立ち、1990年より教授を務める。1978年から1982年までブラチスラヴァ音楽院でも教鞭を執っていた。

 1956年西ドイツ放送局主催のチェンバロ国際コンクールで優勝、1964年ライプツィヒにおけるヨハ