マルカントニオ・チェスティ

  マルカントニオ・チェスティ(Marc' Antonio Cesti, 1623年8月5日 - 1669年10月14日)はイタリア・バロック音楽のオペラ作曲家。

 アレッツォに生まれ、ローマでジャコモ・カリッシミに師事した後、フィレンツェで活動した。フィレンツェではサルヴァトル・ローザと知り合い、ローザの台本を基にカンタータを作曲した。1652年からインスブルックのフェルディナント・カール大公の宮廷楽長に就任し、1655年に前スウェーデン女王クリスティーナがインスブルックでカトリックに改宗した際には、オペラ『アルゲイア』を上演した。1660年に教皇庁