バーン・ジョーンズの夢の館を訪れてまいりました。
ニンフに手を引かれ連れて行かれたような世界。
まるで、深い碧の藻が揺れる湖の底のよう。
様々な美神が、天使が、唄い、戯れ、囁きあい、最初は小さな天使の羽音が、
館内の部屋をひとつづつ進むごとに、どんどん大きく聴こえてくるようです。
木像のキリストが兵士を抱き抱えるように接吻するシーン。
「慈愛」という言葉を絵にするとこういう画になるのね…。
今まで観たどんな宗教画よりも、人に近い、温かさをを感じる絵でした。
ペルセウスは、タイトルにもあった通り本当に奮闘中でした。
巨大な海蛇の、ぐるぐる巻きつく肢
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