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よくあるご質問

私はガガイモでございます

私は日当たりのよい空き地や土手などでよくお目にかかるつる性の多年草でございます。

えっ やっかいものだとおっしゃるのでございますか? まあぁぁぁ ひどい・・・

でもね これから私の身の上話と言いましょうか 生態の不思議をお知りになれば ちょっと見方が変わるかもしれませんわ

私のツルや葉を切ると白い汁が出ます。これは イボやヘビ、虫刺されに患部に塗布するとよいとされますが、 全草、特に根は有毒なアルカロイドを含むのでございます。

間違ってもお食べにならないように きれいな花には毒が・・・ってね。 ふふふ

花は毛深く淡紫色で5裂して まるでヒトデのようで さらに先端がぐにゃと曲がった雌しべが突き出ておりますでしょ。

たんぽぽ・♪さんも これを雌しべだと思っていたようですが 残念 これは雌しべではなくて たんなる飾り物なんですよ。写真左

私 実はとても変わっておりましてね 

内側はご覧のように毛むくじゃらで 中央に伸びたものは 当然ですが花頭ではありませんから ばねばした部分がなく  このグニャとしたものの基部にある白い丸い部分 これが雌しべでございます。

写真中 さらにわかりづらいですが、よーーーくご覧いただくと 小さな点のようなものの間に 白いスペードの形をした 雄しべ がわかりますでしょうか。

たんぽぽ・♪さんはそれを図鑑で見て 何としても自分の目で見る・・・

とばかりに 大きな虫眼鏡を二つ重ねてのぞきましたら おぉ まさしくスペードに見える と 喜んでおりましたわ。 

上の方に見える縦線は 線引きの一ミリ なんですよ。 

ちっこいでしょ 何としても皆様にご覧いただこう・・・ という たんぽぽ・♪さんの 熱意が伝わってまいりますでしょ ♪(o^−^o)♪

このスペード形はオシベの葯の先端が変化したもので このあたりがちょっと 他のお花さんとは違っておりますでしょ・・・

雌雄一体化、 これがガガイモ科の特徴で この下部の膨らんだ部分を 「ずい柱」 と呼んでおります。 

葯が無い??・・・それではどうやって花粉を出して受粉するのかといいますとね

写真 よーーーーく ご覧いただくと この小さな点のようなもの これクリップと呼びますが、その下に溝があり 蜜だまりになっています。 

そして蛾などがやってきて その溝に口吻を差し込み 蜜を吸っていると 

このクリップについている花粉塊がクリップごと 虫の口吻にくっついて そのまま別の花に運ばれる・・・と言うわけでございます。 

えぇ 花粉のつまった花粉塊ごとおもちかえりいただくのですよ。一隅のチャンスはものにしなくっちゃねぇ・・・ 


それにしても たんぽぽ・♪さんって ものすごく探究心がありましてね

ふむふむ 確かに溝があり 蜜が光って見える・・・って、 すぐさま楊枝の先でこの溝を虫にたとえて つついてみるんですよぉ

でもね  私 虫と楊枝の違いはわかりますの  騙されて花粉塊を出す なんて ヘマは致しませんことよ。 残念でしたわね 

でも 騙せたとしてもたんぽぽ・♪さんの安いデジカメでは この小さな花粉塊は写せなかったとおもいますわ

そして受粉後 

緑色の果実の中には 規則正しく並んだ種子 写真右 がはいっていますが、秋 実の殻が割れ、乾燥した外側の種子が浮き上がると 種髪とよばれる白い毛をもった種子が風にのって散布されていきます。


そうそう私のひいひいおばあ様の話では 

古事記には 大国主命(おおくにぬしのみこと)と共同して国造りをしたとされる少名彦(すくなひこ)は 「天の羅摩(カガミ)の船に乗って来た・・・」  と書かれてあったそうで、

羅摩(カガミ)とはガガイモの事であるとされており、

果実を二つに割ると舟形をしているので そのサヤにのって小さな神が来たと・・・ 

まあぁぁぁ 神話に登場するほど由緒正しい植物なんでございますわ。


あぁこれこれ 勝手に刈り込むのはおやめくださりませ

なんたって国づくりに一役かった英雄でござりますぞぉ・・・

写真中 は カガイモの花びらを取った 雌シベの部分です。
よくみると茶色の点の左側 溝に密が光って見えますね

コメント

涼風さん

2013年08月17日 20:40

よくみないとわからないかもしれませんが、ギボウシの茎に
ガガイモのつるが、巻きついてるんですよ。

そして、この写真では、立てかけていた丸太にガガイモが巻きついています。

たんぽぽ・♪さん

2013年08月17日 19:07

涼風さんへ

あれれ・・これはガガイモではありませんね  ギボウシですかしら

きびまびさん

2013年08月17日 16:40

あれぇっ?『擬宝珠』に似てません?

涼風さん

2013年08月17日 09:49

我が家ではこんな風にガガイモががんばっています。

きびまびさん

2013年08月16日 22:02

たんぽぽ・♪さん
教えて下さってありがとう。

たんぽぽ・♪さん

2013年08月15日 21:08

涼風さんへ

>とってもとってもきりがない   まあぁぁ カガイモにとってうれしい環境ですね。昔はこの種髪を布団の中身にしたそうですから・・・今はそんなに採取でき無いと思っていましたけど 涼風さんの所なら 布団ができますかしらね  ♪(o^−^o)♪

きびまびさんへ

漢方薬です わたしは食べたことありませんが 若芽は食べられるそうですよ

涼風さん

2013年08月15日 10:06

たんぽぽ・♪さん、くわしいんですね!

我が家ではいつのまにか、オオバギボウシの畑の中に入り込んで
ものすごい勢いでふえてきています。

とってもとってもきりがありませんよ。

たんぽぽ・♪さん

2013年08月15日 10:03

みなさまありがとうございます。 こちらでも だんだん空き地が少なくなり ガガイモも厄介者で刈り取られ 少なくなっています。

信州は山野草も豊富で 保護されてもいます。 ただ これは野草とか 雑草の扱いで珍しいものでもありませんが とても変わった植物ですので ご紹介してみました。

ぱたぽんさん

2013年08月15日 08:29

読んでいたら.....だんだんひきこまれてしまいました
どこかでガガイモお目にかかりたい...

ブーフーウーの母さん

2013年08月15日 07:34

詳しいガガイモの記録、ありがとうございました。
数年前には散歩道に見られたのですが、空き地が造成されて藪が無くなりました。
もっと詳しく観察しておけば良かったと思います。

ゆー坊さん

2013年08月14日 22:16

ガガイモの綿毛がケサランパサランの正体と云われているようですね。

子供の頃に綿毛を飛ばして遊んだ思い出もあります。

きびまびさん

2013年08月14日 20:41

教えてくださってありがとう。
『ガガイモ』については初めてです。
花はきれいな色ですね。かわいい!