スイスフラン急騰

スイス国立銀行は、1ユーロ=1.2スイスフランとする
無制限介入を突然中止、これを受けてスイスフランが急騰した。

これは、2011年9月以来、デフレを嫌った国立銀行がフランに上限を
設けて無制限為替介入を行ってきたが、欧州中央銀行(ECB)が1月22日
にも量的緩和を行う可能性が出てきたため、これ以上の介入に限界を感じて、
無制限介入を断念したと考えられます。

衝撃は世界中を駆け巡り、為替はもちろん、株式市場まで大混乱
となった。

今回の急騰で、スイスフラン建てで借金をしていた国、機関投資家、
個人は返済額が大きく膨らみ、金融市場の大きな不安定要素