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よくあるご質問

ジャンダルム(二日目?・三日目)・・・

奥穂のピークに辿り着いた時には精魂尽き果ててはいたが、この連休の混雑ぶりが酷く、
早くテン場を押さえなきゃ・・・ということで一路「穂高岳山荘」へ老体に鞭を打って出発。

コースタイムは30分。上から見下ろす穂高岳山荘のヘリポートはテントはなく、この分だと
定位置でテントが張れると喜んでいたのだが、あまりに多くの登山客が奥穂に登るものだから、
下りは「大渋滞」。結局2時間も掛かってしまった。

結局、ヘリポートのテン場もその内埋まってしまい、トイレの前にテントを張らされることになった。

テントを張り終えてから、フラフラと水を汲みに行く途中で鬼の軍曹に呼び止められた。

「紹介するよ。噂のIさんだよ・・・」

「岳人」の表紙を飾っているモデルの女性だ。
槍ヶ岳から大キレットを縦走し奥穂へ来たらしい・・。

小ぶりで華奢な女性で、とてもソロでアルプスを縦走しているようには見えない。
モデル兼登山家だ。

一通りの挨拶を済ませたあと、年甲斐も無く「ツーショット」を願い出たところ快諾であった。

これでボチボチのトピックへ威張って写真を貼り付けられると思っていたのに、帰って写真を見ると
疲労困憊した顔ながら、鼻の下は伸びきっており、目じりもだらしなく垂れ下がった本当に間抜けな
「エロおやじ」が写っているのだ。

(とてもじゃないがこんな写真、他人には見せられない・・・)

暫く立ち話をしていたが夕食の時間になったので散会し、テン場で準備を始めた。
見上げるとまだ奥穂の下りは渋滞しており、渋滞の最後方がガスの中で消えている。

(いったい何人いるんだ・・・?)

食事を終えてホットウィスキーを呷ったら、睡魔が一気に襲ってきた。

翌日は涸沢から横尾経由の上高地・・だとてっきり思っていたら、再度奥穂へ登り、前穂経由で岳沢
から上高地へ入るという。

(そんな話、いつ決まったんだ・・・?)

と怪訝そうな顔をしていると「さっきFTのS君と話をして決めたんだ・・・」

昨年も同ルートを縦走したが、ガスの中の移動で景色がまったく見えなかったので、
(まあ、いいか・・・)と思ったが、いろんなことが勝手に決まっていくには少し閉口した。


翌朝 2:30起床 3:30出発

予定では奥穂のピークで「ご来光」を拝み、渋滞が始まる前にそそくさと下山するつもりで、
ご来光を拝めるベスポジを陣取って、寒い中「日の出」をじっと待っていた。

天候は快晴。足許には雲海が広がり、遠目の槍ヶ岳が悠然と聳え立っている。
「絶景」の一言である。この景色を見るためにしんどい思いをして山を登っているのかもしれない・・・。

「ご来光」を拝んだ後、予定通りすぐザックを背負い「さあ、行こう・・・」と足を踏み出した瞬間に、
下から登ってきた「岳人のモデル」とバッタリ出会ってしまった。

そこからはもう「写真大会」である。

男同士の「決め事」など女性の前ではあっけなく崩れ去っていく・・・。
結局30分遅れての出発となった。

「吊尾根」から「前穂」。「重太郎新道」から「岳沢小屋」。「岳沢」を下って11:30には「上高地」へ到着。
ほとんど何事も無く順調な下山となった。

上高地はもっと人が多いかと思ったが、異常なほどに空いていた(何故だろう・・?)

帰りの高速も順調で先輩を下ろすため京都に立ち寄ったが、それでも20:00には自宅の玄関にいた。


このジャンダルム山行は「天候」と「メンバー」に恵まれ非常に有意義なものとなった。
一方で滑落現場に居合わせるなど、現実を見せ付けられた山行でもあった。

よく雑誌では「一般ルートでは最難関」というふれ込みで「ジャン」を紹介しているが、ここは決して
「一般ルート」ではない。今回無事戻ってこれたのも、ひょっとしたら「運が良かった」だけかもしれない。

「通り雨」がサッと降っただけで局面は大きく変わるだろうし、強風が吹けばもっと危険だったかもしれない。

個人的には「経験値」や「装備」によって入山を許可するような場所だと思う・・・。
もう一度行ってみたいと思うが何事もなく帰ってこれる自信は「ない」。

「剱岳」や「大キレット」も経験があり、雑誌によっては「難関なコース」とよく言われるが、
「西穂〜ジャン〜奥穂」のこの縦走ルートはそれらとはまったく比較にならないくらい難しいルートだった。


長々と「トピック」を占領し、申し訳ありませんでした。
「ジャン」が雨だったら「大山」に参戦していたはずで、今回は非常に残念でしたが、次回また機会が
あれば懲りずにお誘い頂ければ幸甚です。

次回は必ず「ボチボチ」を最優先にしたいと思います。

コメント

ポルコロッソさん

2013年09月26日 20:47

アルピニストさんへ

「馬の背」はさすがに“挑戦的”でしたね・・。
奥穂からは一発目がこの「馬の背」ですから「やーめた・・・」と言いたくなるでしょうね。

西穂からの縦走でそれなりの難所を通ってきたはずでしたが「馬の背」を見上げた瞬間、
さすがに「これはヤバイな・・・」と思いました。

重太郎新道はかなり急登です。
個人的な感想として「下りだったらいいか・・・」という感じで、これを登るとなると
相応の体力が必要な気がします。

機会があったらチャレンジしてみてください。

アルピニストさん

2013年09月26日 07:48

お疲れ様でした。ジャンダルム・馬の背クリアおめでとうございます。

西穂山荘の連休の人では異常ですね、新穂高温泉よりロープウェイで来れるものだから
すこしの登りで西穂独標・西穂高岳までは、軽い気持ちで来られるから滑落者が出る
西穂から奥穂までの縦走者は、西穂山荘前の写真の中の数十名だと思うのですが

大キレット・唐沢岳・奥穂・馬ノ背から西穂までは、ある程度の経験と知識がいる所で
今までの滑落者の数が物語っている。私も馬ノ背はあんなに厳しい所とは知らずにトライして
行けたのがラッキーで、ポルコさんの様にフル装備では馬ノ背は下りは、滑落していたかも
しれません。

それと西穂高岳〜奥穂高岳のDVDでシュミレショーンしていたのですが、奥穂高岳から
西穂高岳のDVD(売っていない)が出ないと馬の背の下りの怖さは解らないでしょうね。

また、私も前穂高岳から重太郎新道は未ルートなのでいつかチャレンジしたいと思っています。

ポルコロッソさん

2013年09月26日 00:33

chiya-さんへ

「達成感」より「安堵感」ですね・・・。

勝手な想像ですが、これからは「ジャン」での事故が多発していくのでは・・・と思っています。

赤岩岳の手前で滑落した女性は、渋滞しているクサリ場を避けるためルートを外して移動したようで、
「鬼の軍曹」曰く、「行けなくはないが、確実に行けるルートじゃない。バリエーションルートと勘違いしてる・・・」

chiya-さん

2013年09月26日 00:02

山の雑誌はよく見ますがやはり今時の山ガール、ボーイが紹介している記事は誰でも行けそうだと誤解されますね。

富士山もそうです。
そもそも富士山、3年間の条件付きの世界遺産って言う事を何故公に言わない?
本当に富士山を守ろうと思うならちゃんと言わないと世界遺産というだけでアホが汚しに行くのに。残念ですね。モラルの無い日本人。

ぽるこさん、念願のジャンクリアおめでとう。
鼻の下伸びきったエロ親父の写真見たい!!

>男同士の「決め事」など女性の前ではあっけなく崩れ去っていく・・・。
・・・・笑ってしまいました。

次回は是非ボチボチで逢いましょう。

ボチボチのTシャツを作ったショップのオーナーと山仲間のくーちゃんもぽるこさんと同じ日に槍に行ってました。