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よくあるご質問

我は海の子 Captains Courageous (1937)

観ました。
こんな昔から、MGMのスタジオプールはあったのか、いや本物か、という感じの海の波が迫力でした。
嵐でもないのに普通にこんな波の中、母船から小舟を繰り出して、漁師の仕事は凄いと思いました。
寄宿学校でと同じような姑息なことを海の上に来てやるかいな、このガキは、という筋書きも、その納め方にまあ納得。
花輪投げて親父にコロッと気持ちの切り替えができるところも「まあ子供だから」ってことで。
「ハーディ・ガーディ」は、イギリスのシンガーソングライターのドノバンの歌で知っていましたが、楽器だということは知らず、この映画で初めて目にしました。

それにしても、場面構成が、今の映画とはおそろしく違います。
プロットに関係ない情景描写が続くのは、舞台劇に近いです。
(漁師のくせして、良く喋るもんだ、高倉健だと一言だぞ。)
そこを見所と捉えるかどうかで、この古い映画の世界に入っていけるかどうかの分かれ目かも。
(同じように今日日のエンタメから遠くても、ドキュメンタリーとはまた違います。)

原題に対して、この邦題は全然違うだろ、と思っていましたが、中身を観ると、原題も全然違うだろ、という感じ。
原作本も映画と同じタイトルです。
まさか、乗組員を危険に晒してアホな船競争をして不幸な結果を招いた船長のことではないよね、とよく見ると複数形になっています。
エンドタイトルの海難慰霊の船長像に象徴される英雄達ってことなんでしょうか。
マニュエルの素晴らしい性格は、筋書き的には別に「勇敢さ」とはあんまり関係無かったんだけどなあ。

本作は、1977年、1996年の2回、リメイクされていますが、いずれもTV映画です。
原作者ラドヤード・キップリングは、小説家・詩人として有名ですが、児童文学の世界でも「ジャングル・ブック」の作者であったりします。
子役のフレディ・バーソロミューは、1951年まで映画に出続け、1992年に67歳で亡くなっています。以上豆知識。

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