★ユースホステルのハンドブックを片手に旅した、あの頃の自分を思い出す旅に出ませんか？

当コミュニティは参加者が当時の記憶を持ち寄る事で、断片的だった当時の記憶が補完されて、より充実した記憶に変化して行く事を目指す場です。ですから、より多くの参加者を欲して止みません。

尚、現在でもユースホステルを利用されて旅を続けておられる方も参加者の中には居られます。ユース全盛期では利用した事が無くても、最近、ユースホステル会員になって旅をされてる方も、最近のユース事情を知る上で貴重な情報源には違いがありませんね。そんな方も同時に募集しています。

コミュニティでは不定期ではありますが、これまでに全国規模のオフ会を開催して来ました。東京上野で開催した第１回目のオフ会を皮切りに、京都の宇多野ユースホステルでも、通常の宿泊オフ会やジビエパーティー等々、何度も開催して来ました。そんな参加者相互の親睦を図るオフ会を見事にまで粉砕してくれたのはコロナウイルスの蔓延でした。

しかし、昨年からは、コロナが終息とは言えないまでも外に出て行こうとする雰囲気で盛り上がって、コロナ禍で落ち込んでいたインバウンドも復活。訪日外国人数で言えば、コロナ以前の状態を凌駕するレベルにまで達しています。そんな中、当ユースコミュニティでも徐々ではありますが、参加者間の親睦を図るために、新しい取り組みを進めて行く時と考えております。

昨年末にはインターネット会議のシステムを使った「ZOOM」の試験運用を開始し、今後は家庭の事情等で気軽にオフ会に参加出来ない参加者の為に「リモート・オフ会」も定期開催する予定でおります。それから、完全にコロナが終息したと言えないまでも、実際に会って親睦を図る「オフ会」も随時開催して行きたいと考えています。

★ユースホステルとは？
インターネットも携帯も無かった時代、旅先の情報を得る場所は同世代の仲間が集う「ユースホステル」でした。酒が飲めない等々の規則には縛られてはいましたが、それでも好んで利用する魅力がそこにはありました。

例えば、東から旅してユースに辿り着いた人が翌日に南に行こうと思うと、南から来た人からの旅の情報を得る事が出来ました。当然として南から来た人も然りですね。その情報は正にそこを旅して来た人にしか判らない「生きた」情報でした。

そんなホステラー（ユース利用者）同士のコミュニケーションを促進するコミュニケーション・ツールもユースホステルは備えてました。その最たるものが、「ミーティング」でしたね。ユースホステルにはヘルパーと呼ばれる、ペアレント（ユースの経営者）の補佐をする役割を担う人がしました。

その多くは地元の大学生であったり、全国各地の「ユース大好き人間」が希望して就労したりしてました。中には就職せずにユースのヘルパーを続ける猛者（廃人レベル）も居たりしました。私もヘルパー経験がありますが、ある時、長崎のユースホステルで長年ヘルパーをして来たと言う人が宿泊した事がありました。正に前出の猛者でしたね。笑

ユースホステルのミーティングは正にヘルパーにとっての真骨頂でした。ヘルパーは、歌あり、ゲームあり、地域の情報ありの趣向を凝らしたメニューを考えては、ホステラー同士のコミュニケーションを生む為の努力を惜しみなく捧げていました。そんな濃密な時間を共有したホステラー同士には、いつしか絆が生まれ、翌日は同じ方向に旅する者同士で出掛ける事も多々ありました。

ユースホステルを利用する人の多くは一人旅だったと思います。しかも、ユースホステルは女性の一人旅でも安心して利用できる気の置けない貴重なスペースでもありました。卒業旅行とかで、グループで旅する人も居ましたが、その多くは一人旅だったというのが当時の印象ですね。

今で言うコミュ障の青年がユースホステルを利用した事で、旅先で友達を作る事が出来たと言う話はリアルに見ていた事実としてあったりします。時として、気に入ったユースホステルには年末年始を、そのユースホステルで過ごすという人も多く、社会人になってからも気に入ったユースに「帰る」と言う人も多かったのですね。

あくまでも私感ですが、若者の価値観も変遷して行き、個人主義が台頭する時代になると、徐々にユースホステルから「若者離れ」が加速して行くことになります。それにより、ユースホステルを陰から支えていたヘルパーの人数にも影響を与えて行くのです。ヘルパーはペアレントを補助する役割だったと言いましたが、そのヘルパーがユースに集まらない様になると、様々な弊害が露出する事になります。

当然ですが、ヘルパーの役割はミーティングだけではありませんでした。その業務は多岐に渡っており、掃除、洗濯、食事の準備片付けとユースホステルに無くてはならない潤滑油の役目を果たしていました。と同時にユースに行けば同世代のヘルパーが居てくれると言う相乗効果も齎してくれていたのですね。そのヘルパーが集まらない様になると、その影響が様々な形で現れてユースホステルの経営に支障が出る事態となりました。

そうなると悪い方向に循環するのは自明の理です。次々と民営のユースホステルから閉館する事を余儀なくされて、ジリ貧でユースホステルは衰退して行きました。しかし、当時から人気だったユースホステルは今でも現存している所もありますが、それは人気の地域であったり、利便性が良かったり、独特の雰囲気がある場所だったりと限定的ですね。



最後に「思い出のユースホステル」コミュニティの怠慢管理人「まっちゃまちはる」から一言、お願いを申し上げます！

※まず、コミュニケーションの基本は「挨拶」からだと考えております！

①参加を希望される方は最低限のルールとして、既存参加者への挨拶は必ず実施される事をお願いします！

②お約束したにも関わらず、それが成されない場合、不本意ではありますが、強制解除の措置を取らせて頂く場合もある事にもご注意下さい。（過去に4件ありました）

③その最初の挨拶が済めば、あとは自由にご自身のスタンスで参加されて結構ですので・・・。笑

④投稿方法は至極簡単です。PCの場合は、トップページの右側にある「話題を作成する」から投稿して下さい。スマホの　場合には下の方にありますので・・・。

では、宜しくお願いします！

　　★ 2024年　元旦　怠慢管理人　まっちゃまちはる ★


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