心と体の性が一致しない性同一性障害（GID）の患者数が、生年別の比較調査の結果、札幌市内では約2千8百人に一人と推計できるとの研究を北海道文教大（恵庭市）などのグループがまとめた。地域や生年で発症率は変らないと考えられ、国内の総人口にあてはめると、全国では約4万6千人の患者がいる計算になる
北海道文教大の池田官司教授（精神医学）らの研究。
厚生労働省は医療機関に対する2011年の調査で、国内の患者数を少なくとも約4千人と推計しているが、十倍以上の患者がいる可能性がある。
池田教授によると。生年別の患者数から比率を割り出した国内で初めての調査という。
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