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よくあるご質問

おわら風の盆を歌った歌

おわら風の盆を歌った歌は、これまでは石川さゆりさんの「風の盆恋歌」しか知りませんでしたが、ユーチューブを検索してみましたところ、菅原洋一さんの「風の盆」がありました。

また、十朱幸代さんの歌う「風の盆」もあり、その意外性に興味を惹かれ聴いてみると、思わず笑ってしまうほどに明るく、まるで青春歌謡のように晴れやかな歌でした。
詞は、吉岡治さんのようでした。

この3曲を聴き比べると、風の盆の雰囲気を最もよく伝えているのは、菅原洋一さんの「風の盆」ではないでしょうか。
石川さゆりさんの「風の盆」、菅原洋一さんの「風の盆」、いずれも詞はなかにし礼さんです。

なかにし礼さんは仏文出身でもあり、かつてはシャンソンの訳詩などもなさっておられた時期があると仄聞していますので、菅原洋一さんの「風の盆」は、どことなくシャンソンのような雰囲気も感じられます。

一方、同じなかにし礼さんの詩でありながら、石川さゆりさんの「風の盆恋歌」は、高橋治さんの小説を下敷きにしているのか、重々しい女の情念のようなものを感じます。
既にそのような季節を通り過ぎた者にとっては、やや味わいが濃口過ぎて、喉が渇く想いがします。

やはり、菅原洋一さんの抒情性に一票・・・というところですね。これが最も人口に膾炙しているような気がします。その証拠に、この歌をアップしている素人さんがたくさんおられました。

風の盆ファンの皆さんはいかがでしょうか。

コメント

ヤマセミさん

2013年09月05日 23:17

こんばんは。

ネットで伊丹三樹彦さんの「仏恋」を探してみましたら、以下のような文面に出会いました。
ご参考までに・・・。

みほとけに秋風の瓶かろからむ    (季語/秋風)

伊丹三樹彦

 瓶を持ったみ仏。その瓶は水瓶なのだが、秋風が入っていそうな気にさせる。なお瓶は典雅にミカと読みたい。この句のモデルは法隆寺の百済観音である。
 今日の句は春陽堂の俳句文庫にある『伊丹三樹彦』から引いた。この本には三樹彦の第一句集『仏恋』からその一部が抄録されているが、それがとてもよい。「秋しぐれいたくな降りそ浄瑠璃寺」「ほとけらに月夜の濡れし甍あり」「虫の夜の洋酒が青く減つてゐる」など、ロマンティシズムと甘美な抒情が575音の言葉を震わせている。絶唱と言ってよい。ともあれ、今日の句などは奈良の仏を訪ねたい気分にさせる。

以上、坪内稔典さんの文章です。

初期の作品は、とても格調が高いですよね。
伊丹作品では、やはりこの「仏恋」が最も好きです。

堀麦水をきっかけに俳句の話へと話題が逸れてしまいましたが、今回改めて高橋治さんの「風の盆恋歌」を読んだことで、その深い味わいを再認識した次第でした。

カオルノキミさん

2013年09月05日 22:22

ヤマセミさんは伊丹三樹彦さんをご存じだったんですね。私は2年前から新聞社系のカルチャーセンターで「写俳」講座を受講しているのですが、その講師が伊丹氏の弟子なんです。毎月撮影会に出かけ、2週間後に写真と俳句の発表会をしています。
 ヤマセミさんは、踊りの輪に加わるようになっていよいよ心は八尾人の仲間入りですね。浴衣姿を連想しています。

ヤマセミさん

2013年09月05日 03:14

追記

カオルノキミさんのプロフィールを拝見しました。

写俳のブログを始められたとの記述が目に留まり、思うところあって追記としました。
関西で写俳と言えば、伊丹三樹彦さんを思い出します。

遠い昔、写俳ではないのですが、伊丹三樹彦さんの初期の作品集「仏恋」が大好きで、いつもバッグに入れていた時期があったのを思い出します。
伊丹三樹彦さんは、俳句のみならず大変なシャンソン・ファンでもいらして、ご上京の折には東京のシャンソニエにもよく出没なさると聞いていたものですから、勝手に同類と思い、親近感を抱いていた俳人でした。

また、今回久しぶりに「風の盆恋歌」を読み直してみたのですが、その中に、金沢出身の俳人として「堀麦水」という俳人の名が出て来るのですね。すっかり忘れていました。
興味を惹かれて麦水の作品をネットで調べてみましたところ、とても佳い作品が幾つかありました。
麦水は、「朝顔に釣瓶とられてもらい水」の、加賀の千代女と同時代を生きた俳人なのですね。
初めて知りました。

同じ小説でも、読む年代によって心に響いてくる箇所が違うものだ・・・ということですね。

ヤマセミさん

2013年09月05日 02:09

カオルノキミさん、お久しぶりでございます。

昨年もそうでしたが、富山駅は現在、大規模な工事の真っ最中でした。恐らく、2015年の北陸新幹線開通へ向けての工事かと思われます。

2015年に北陸新幹線が開通すれば、富山へは東京から2時間の行程です。

近くなることが良いことなのかどうか・・・。
八尾「風の盆」は、もっともっと賑やかになることでしょうね。

ともあれ、心騒ぐ今年の風の盆も、とうとう終わってしまいました。

でも、まだ月見のおわらもありますし、たとえ真冬に訪れたとしても、「曳山展示館」では隔週土日に限り「おわらステージ」も観ることができるようですので、今度は季節外れに八尾を訪れてみたいと思うようになりました。

紅葉に包まれた八尾もいいでしょうね。
紅葉の城山公園へ登って、八尾の町を俯瞰してみたい。

また、エンナカと呼ばれる疏水の流れに、屋根から下ろした雪を流す様子も見てみたいですし、八尾の町の素顔を見てみたいとも思うのです。

今までは、ただ「観る」だけの旅でしたが、今年は「踊り方教室」にも2日続けて参加しました。
来年はぜひ、浴衣か絽の着物を持っていこうかな・・・とも思っているところです。

カオルノキミさん

2013年09月04日 22:09

菅原洋一「風の盆」のこと、初めて知りました。YOUTUBEで聞き、私が八尾で感じたそのものだと実感しました。石川さゆりの「風の盆恋歌」も好きですが、私にとっては憧れ?のようなものです。
今年は風の盆に行けませんでしたが、来年は泊りがけで訪ねたいと思っています。
ヤマセミさん、ありがとうございました。

夢追い人さん

2013年09月02日 20:20

お帰りなさい。良かったですねぇ
「ひしきりこ」をお買い求めになり,お気に召していただけたようですね。

「ひしきりこ」は和紙文庫で抹茶セットを注文したときに付いていて,係りの方に聞いたところ,林盛堂の古菓子と教えてくれました。 以降土産として必ず求めています。
能登半島の「七尾」は行ったことありません。
いつか七尾の旅情報をぜひ教えてくださいね。 興味があります。「七尾線」の車窓は・・・町の風は 土は 人は・・・

「風の盆観光の常道を外れた静かな八尾の町に新たな魅力を見出されたのですね。ようやく私も、その心境を理解できるような気がした今回の旅でした。」

とてもうれしい一文です。

静かな八尾の町 誰も観光客が居ない真冬の八尾・・・自分だけのイメージで

誰にも邪魔されず過ごせます。 

なんか 私みたいなものに共鳴していただき光栄です。

ありがとうございます。

最後に青春時代の「風の盆恋歌」の高橋治さんの世界を思い出しませんでしたか。・・・・・・・・・・

夢追い人さん

2013年08月28日 22:10

そうでしたか。大学時代の傷心経験を引きずり,「風の盆恋歌」の書に出会い,絶対に一度行ってみたい。小説に出てくる八尾の町ってどんな・・・これが私の八尾との出会いです。

ヤマセミさん,「思い出を辿る旅・・・」とても思いが伝わってきましたよ。

そろそろ旅のご準備ですね。いっぱい今年もバックに思いで・出会いの土産を。

ちょっとはその当時の思いを巡らせてください。 あの二胡の音色と編み笠の男女の手踊りとともに。

ヤマセミさん

2013年08月28日 21:04

全く同感ですね・・・。

この歌の詞は、一言一言がすべて胸に染み入ります。

ご多聞に漏れず、私も当初は切ない恋をしていて、八尾の町に泣きに行ったのを思い出します。

八尾へ通い始めてしばらくは思い出を辿る旅でしたが、今では純粋に八尾の町が好きで、風の盆が好きなのです。

夢追い人さん

2013年08月28日 20:28

私も情緒ある忍ぶ切ない恋の歌詞が生きているのは菅原洋一さんの「風の盆恋歌」だと思います。

♪悲しいときは目をとじて,八尾の秋を思い出す。♪…踊る幻 影法師 おわら恋しい風の盆♪ あんな悲しい夜祭が・・・足音を忍ばせて 闇にしみいる夜泣き歌

君に見せたい風の盆♪ 八尾の町に泣きに来い♪・・・

みなさん じっくり歌詞を味わってはいかがでしょう。

あの高橋治さんの小説から

「もう一度私を風の盆に連れて行ってください。」 そのものではないでしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=xiWWKPtiRYQ 風の盆 菅原洋一