史書を訪ねて「山陵志」奈良市

開化(天皇)よりそののち蓋寝の制あり。 垂仁におよんで始めて備わり、下、敏達にいたるおよそ二十有三陵は、制はほぼ同じなり。 およそその陵を営むは、山に因りてその形勢にしたがい、向こうところ方なく、大小、高卑、長短も定むところなし。
その制をなすや、かならず宮車に象り、前方後円となさしめ、壇をなすに三成とし、かつ環らすに溝をもってす。
『史料 天皇陵ー山陵志・前王廟陵記・山陵図絵ー』(新人物往来社、遠藤鎮雄訳編より)


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