思い出の大和棟

民家の屋根は、大きく分けて、切妻、寄棟、入母屋の三つに分類されるそうです。
切妻は字の通り妻側が切れ、寄棟は四方の屋根が棟に寄り、入母屋は寄棟の上に切妻がのった形で、妻側に三角の破風があります。なお、棟とは屋根の一番高くなった水平の場所をいいます。

ところで、奈良県に長期滞在するに際し、奈良の民家は、名前からして大和棟が多いのかと思っていました。しかし、探したのですが、典型的なものはほとんど見つからなかったのです。

大和棟:奈良県の民家で見られる建築様式。切妻の草葺と屋根瓦が組み合わせられており、洗練された切妻の白い漆喰壁と屋根の対象性が美しいのが特