犬が飼えない集落

奈良県吉野町の窪垣内集落は今も犬が飼えないそうです。
窪垣内集落という奈良県吉野町にある村では1000年以上も前に実際に起きた歴史上の事件をきっかけに犬を飼ってはいけないとされてきました。 その言い伝えは現代までも受けつかがれていて窪垣内集落では犬を飼っている家が1軒もないだけではなく神社の狛犬さえいないという徹底して犬を避け続けています。
その理由・起源はなんと672年に起きた壬申の乱(じんしんのらん)にまでさかのぼります。

壬申の乱といえば、天智天皇の次の皇位をめぐって大友皇子と大海人皇子(後の天武天皇)の争い。

大友皇子は天智天皇の息子・皇太子