星の王子さま その1 大人は誰でもはじめは子どもだった

 この本は、子どもの本として書かれたけれど、親友に献げられている。それも、子どもだったころの親友に。

 大人は自分だけでは決して理解できない。
その有り様はトルコ人の天文学者が、星の王子さまがやって来た星 l'asteroideB612 を発見したときの様子や、王さまの星にはじまる小惑星を次々に訪ねて大人達の奇妙さをつぶさにすることになります。

 主人公のパイロットは心から話せる人も無く、ひとりぽっちだった。サハラ砂漠で飛行機が故障して、飲み水は8日分だった。

 不時着した次の日の夜明けに、王子さまと出会うことになる。王子は自分の星にやってきた薔薇