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よくあるご質問

第60回趣俳句会秀句散策

皆様、お暑うございます。

皆様のおかげさまをもちまして、趣句会の結果発表となりました。
ありがとうございました。
最高得点は道化師さまです。おめでとうございます。

つきましては、秀句散策 鑑賞コーナーでございます。

では、私から。いつもながら一句だけの鑑賞です。

78 海霧を染めて日の出や伊良湖崎 ナリット

かっこいい句です。吟行句のような臨場感があります。

皆様も奮ってご投稿下さいませ!

コメント

ピカリさん

2013年07月31日 12:30

私の句が自分でも思いがけずに選を頂きびっくりしております。
この句は、先日練馬の娘宅の帰りにふらっと巣鴨のお地蔵さまに
参拝と買い物に立ち寄りした時の句です。
丁度縁日の日だったので人通りは多いし、物凄い暑さのため
一休みしようと立ち寄ったお店が一杯で相席になりました。
同じ席のよしみでどちらともなく話し始めて、ご夫婦で来ていた
方は練馬から、1人で来ていた方はなんと私と同じ神奈川県
相模原市からそれも歩いても行かれるような距離の方と、なんとも
お地蔵様のご縁のような一時でした。
ありがとうございました。

ナリットさん

2013年07月29日 15:27

会員の皆さま、この場をお借りして暑中お見舞い申し上げます。

今月の趣・俳句会も楽しみながらも秀作が多く、大変選句に苦労いたしました。
そんな中で拙句をお選びいただききましたかたがたに御礼を申し上げます。

また、つだみつぐさま、せいほうさまの暖かいご鑑賞をいただきまして大変うれしく思います。
トマトが大の好物で、この句にお点がいただけたことは本当にうれしいです。

また、拙句「海霧・・・」が清記係うさぎやま様の選句を頂まして、名誉に思います。
この句は数年前に訪れた伊良湖崎で4時に起きて日の出を待ったときの実景を詠みました。
吟行句ではと言っていただけたことに感激です。
今は家庭の都合で身動きの取れない状況に置かれてはおりますが、旅行をした思い出の写真などを見ながら句を詠んでおります。

私の選句について
最高点の  道化師 さんおめでとうございました。
心太の素朴な味と魅力が染み出てきそうな素敵な御句で、真っ先にいただきました。

「病室の・・・ 」ナッチュラールさんのお句は、毎日母に付き添っております私には身につまされました。

あずさんさん、昼行灯さん、よいこいこさん のお句はそれぞれに私の心に本当に響くものがありました。
素敵なお句を拝見させていただきありがとうございました。

最後に清記係のうさぎやまさま、暑い中お疲れ様でした。
お世話になり、ありがとうございました。   ナリット

せいほうさん

2013年07月29日 12:45

うさぎやまさん、暑い最中での清記係ご苦労様でした。きわめて円滑な運営で第60回の節目の句会を心から楽しむことが出来ました。ありがとうございました。
 投句のうち7割弱の句が選句され、皆さんの共感を得られた御句が多かったのは今回も同様ですが、その中で最高点句を獲得された道化師さんおめでとうございます。季語がよく響いています。
 なお、拙句をお選びいただいた皆様にこの場をお借りしまして厚くお礼申し上げます。
 さて、私の感想(秀句散策)ですが、いつも通り私の選句中心に述べさせていただきます。

50 相席のよもやま話心太       道化師 さん
 たまたま相席となった者たちがふとしたことで言葉を交わすうちに心太をつつきながら話が弾んでいる様子が、自分にもそのような体験があったことを感じさせて面白く皆さんの共感を呼んだものでしょう。心太という庶民的な食べ物の効果ですね。季語が効いています。

51 杉樽にトマト浮かべて峠茶屋    ナリットさん
 杉樽に冷やされたトマト、多分山水を曳いて水は樽からあふれていることでしょう。真っ赤に熟れたトマトは峠を登ってきた人達にとって最高のご馳走になるはずです。自分の体験を振り返りながら情景が想像できる楽しい御句です。

59 ブレーキの鉄灼く匂ひ駅晩夏     すずめさん
 昔の駅舎は上り下りの列車が鉄を巻き上げるなどで駅特有の匂いがしたもので、その匂いを嗅ぐと旅に出るときのような懐かしさを感じたものです。今の駅舎は昔ほどの匂いはありませんが、それでも晩夏の今頃はあの懐かしい匂いを感じることがあります。
 「ブレーキの鉄灼く」と具体的に詠まれたのがいいですね。

68 早暁の雨滴耀(かがよ)ふ花かぼちゃ    よいこいこ さん
 昨夜の雨滴をたっぷり宿したかぼちゃの花が早朝の日差しに輝いているという景でしょう。
 シンプルな景ですが、観察の細やかさが感じられ共感できる御句です。 やはり写生の効果です。

70 昏れ俄か坂の上から夕立来る         あずさん さん
 夕立は馬の毛を分けるといいますがどこからやってくるか分かるのが夕立の特性です。
 あたりが急に暗くなってきて坂の上のほうが早くも降り出したのが目に見えてわかるのでしょう、もうすぐこちらへやってくる、洗濯物を入れなければなど慌てている様子が彷彿とします。
 「坂の上から」の措辞がいいですね。

以上、今回も多くの佳句を拝見し勉強させていただきました。
皆様ありがとうございました。
なお、この「秀句散策」は皆様の交流の場です。簡単なコメントで結構ですので多くの皆様の感想なりお書きいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

つだみつぐさん

2013年07月29日 02:04

1.わたしの選句とその理由です。

○69 まつさらに町洗ひ立て大夕立

さわやかな句である。
街というものは、いつのまにか薄汚れていく。でも、たっぷり降水量のある驟雨なら、汚れを落として,街全体を洗い立てにしてくれる。
まあ、床上浸水までいくと大迷惑だけど、そこまでじゃなければ。

○15 ほどけては繋ぐ小さき手星祭

あたたかい句である。
孫と手をつないで七夕の夜道を歩いて、どこに向かうのだろうか。「ちゃんと手をつないで」って言っているのに、うきうきした子供はすぐ忘れちゃう。

○59 ブレーキの鉄灼く匂ひ駅晩夏

暑そうな句である。
たしかに、なんだか、ずっと昔にどこかでそんな匂いをかいだ。たぶん、少年だった頃。わたしにだって、少年時代は、あった。
どうもわたしは、嗅覚を詠んだ句には弱いような気がする。つい、点を入れてしまう。
そういえば、五感の中で嗅覚はいちばん記憶をよびさます、と聞いたことがある。

○51 杉樽にトマト浮かべて峠茶屋

杉樽とトマトと峠茶屋との三者で、杉樽と峠茶屋は、似合っている。ゆいつ、トマトだけが似合わない(ナスなら合いそう)。だから、句になった。斬新な句になった。真っ赤なトマトの色が際立って、食べる前から、冷たいトマトの鮮烈な味まで伝わってくる。
おそらく実景であろう。風景をすかさずすくい取る技量を感じる。

○43 星星の孤独賑はふ星祭

常識的に考えて、ふつう、「孤独」は、賑わったりしない。
そう、夜空でごく近くに寄り添って見える星だって、じつはお互い何百光年も隔たっていたりするのだ。
しかし、澄んだ夜空は、無数の星々で賑わっている。
その両方をいっぺんに詠んで、なにか、哲学的な趣のある句である。


2.そのほかに次の句が気になりました。

31 星祀り一光年を行き戻る

32 蝉しぐれ幅狭めたる女坂

63 七夕や今更何を願うとて

65 人の世を狭く渡りて雲の峰

54 七夕や飯粒泳ぐ洗い桶

2 巴里祭やシャンソン好きのパリ知らず

73 コンビニを目指す銀輪天の川


3.拙句について

 天と地に別れし人よ星祭

すずめさん、選句ありがとうございました。
あの世に行ってしまった人とは、一年に一度さえ会うことができない。そんな句です。一句の中に天地人、その上星まで入っていて、詰め込みすぎかも。

 十字架に夏日集めて村眠る
昼行灯さん、角久間さん、Lukeさん、選句ありがとうございました。
この句はわたしが住んでいる部落を詠んだのですが、じつは十年ぐらい前、まだ俳句を作り始める前に、母への手紙に書いたものです。

振り向けば坂の下なる夏港
すずめさん、陶仙坊さん、すももさん、 あずさんさん、選句ありがとうございました。