コタロウは生きていた!

「コタロウ、よく生きてた!」。能登半島地震で行方不明になっていた飼い猫が、34日ぶりに石川県珠洲市内で無事発見された。地震で全壊した実家を訪れた飼い主の女性の前に、やせ細った姿で現れた。女性は「もう会えないと思っていた。信じられない」と喜びをあらわにしている。

 見つかったのは、金沢市の公務員松田絵里子さん(44)が飼う11歳の雄猫。夫と結婚直後、生後数カ月で捨てられていたところを引き取り、大切に育てていた。正月は珠洲市宝立町にある松田さんの実家に家族4人と一緒に帰省していた。

 元日は、コタロウを残して親族らと市内の景勝地「見附島」に出掛けていて地